10/31-11/1
夜は名物の「華咲の湯」に入ります。ここは月度に女湯と男湯が入れ替わるそうです。
10月最後は、石景(しゃっけい)が女性桧香(ひのか)が男性です。
というわけで一晩寝て2日目の朝は11月でチェンジしているのでラッキーと昨晩とは別の方に。露天風呂もあって気持ちいい。
「華咲の湯」は日帰り温泉にもなっていますが、宿泊者専用の「ひとと季の湯」が別にあって、これは泊まった部屋のすぐ傍だったので朝起きて入り、朝食後に入り、これでコンプリート。
ヨモちゃんの名言「母の人生スタンプラリー」そのもの(笑)
朝食ブッフェは種類も多く、地元もアピール、スタッフも感じが良い。「浴衣の袖口止」って何?小さめの髪留めのことね。こんなに頑張ってるのに、コロナ禍での手袋とか、全く無駄な経費だよね。
とか思いながらパルパルの観覧車の見える窓側のお席でゆーーーーっくり戴きました。
静岡シリーズで私が厳選したのは「とろろ汁」広重様も描いた東海道鞠子宿でもお馴染みです。
朝からスイーツ5種類(笑)売店で「みかんポテトチップス」初めお土産を地域クーポンアプリでゲットしました。これは1週間猶予があるけど静岡県内でないとだめなので帰るまでに使い切ります。コンビニ、スーパーなどでも使えるので便利です。
天気も今一なので、チェックアウトのあと、安東氏のお宅にちょっとお邪魔してから、もう一度二俣に戻って「秋野不矩美術館」を訪ねました。秋野不矩(ふく)さんは天竜二俣出身の女性画家で2001年に93歳で亡くなるまで活躍した方で、天竜市の名誉市民です。小さな町ですが、おらが町の自慢は本田宗一郎さんと、秋野不矩さん、寿司職人で「すきやばし次郎」の小野次郎さんかな?あっ後は作家の安東氏もです(笑)54歳からのインドでの創作活動は有名で、沢山の作品があるようです。
今回は日本画で綴る「源氏物語」で、沢山の画家の連作で秋野不矩さんは「浮舟」を描かれています。
もう一つは有吉佐和子さんの文に秋野不矩さんが挿絵を描いた物語りのでした。
あれっ?インドや、当時の二俣の町の方をモデルにした作品は?どこにもなかったのでスタッフさんに尋ねたら、日本画は痛みやすく、定期的に休ませているとのことでしたが、せめて1つや2つ代表作があると良かったかな?と思いました。
私が以前来たときには代表作が結構見られたけど、いつも見られるって感じでもないわけですね。
この美術館は建物もユニークで(藤森照信氏設計)、一階展示室は靴を脱いで入ります。漆喰の壁面、藤ござの通路、大理石の床など、自然素材をふんだんに活かした特徴的な建築です。地元特産の天竜杉もふんだんに使用されています。外にあるジブリのような茶室もユニークです。
(載せた写メは美術館のサイトからお借りしたものです)
今回の旅の目的は、両親と兄の眠る浜北教会の新しい墓地を訪ねる事でした。素晴らしい墓石にちゃんと両親の名前をみつけてホッとしました。他にも両親と仲の良かった教会の方々のお名前も見つけて、皆様と天国で過ごしていてくれてる気がしました。
その後は松茸尽くしのお料理でゆっくり楽しい時間を過ごして帰宅しました。