草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

佐渡ハイライト3日間 2日目 金山と歴史の佐渡

2022年09月12日 | 旅行
9/9
佐渡の朝は、エリザベス女王の亡くなったニュースでした^^;つい最近トラス新首相の認証をされたとニュースでみたのでこんなに直ぐにとはびっくりでした。初めて🇬🇧に行った年が丁度エリザベス女王のシルバージュビリー(25年記念)で、何の事かな?と思いつつ、お土産に買ったセーター、取っておけば良かったなぁとか思いながら最近Wowowで、プラチナジュビリーのイベントを見てかなり感動(びっくり)したばかりでした。
食事は昨日ガイドさんから「コロナの影響で、バイキングから和定食に変更になりました」と言われていたけど、エレベーターでお弁当とお椀を持った方と乗り合わせて???のまま向かいましたが、私達のグループはレストラン利用のようで良かったのですが、逆に定食は私の難敵^^;
  
スマホみながらボチボチ食べましたがやはり無理はせずに優先順位高い方から戴きました。
明日はご飯盛る前に少な目申請しようかな。
部屋に戻ったら向いの部屋の前にお弁当のゴミが出てたので、そのグループも居たんだな〜の実感。
今日はめちゃめちゃ観光の予定、東海道以来滅多に着ない山ガスタイルで行こうかな。
 
9時出発で尖閣湾に向かいます。
ハダンゲルフィヨルドという、ノルウェー西部の伝統的な地域と似てるということで和訳した尖閣湾という名前になったようですが、どのくらいの日本人がノルウェーの現場を知ってるのか?疑問です(笑)
途中「達者」という地区を通るときに、「安寿と厨子王」の母の目を洗った「目洗地蔵」とかの話をガイドさんから聞きましたが、安寿と厨子王ってどんなお話だったか思い出せません(😭)でも子供の頃読んだ本の挿絵たけが目に浮かびました。目の悪いお母さんが庭で箒みたいなものを振りながら鳥を追い払うみたいなことをしながら「安寿恋しやほーやれほ」「厨子王恋しやほーやれほ」とか言っている場面たけ。
舞台は佐渡島?
尖閣湾、「君の名は」のロケ地でもあるようですが、これまた筋も分からず^^;
  
水中船には乗れませんでしたが、豪快な断崖と海を眺めました。ついでに、佐渡島で唯一の水族館と、2階の君の名はのロケ地記念館を見学。
  
    
ググったら以下のようですが、こんな恐ろしいお話、なんで子供の頃読んだんだ?とかなり混乱しております(笑)
 
佐渡島の事は全く知識が無くて「佐渡おけさ」位しか知らなかったけど、一万年まえから人が住み、万葉集、日本書紀にも載っていて、金山の他には、主に流刑地ではあったけど、大物が流されていてなんだか格調が高いってのが解ってくるとがぜん面白くなってきました。
ちょうどNHKの鎌倉殿の13人の時代にリンクするのでそれも面白い。
 
相川地区というのは、「北沢浮遊選鉱場跡」という掘り出した岩から金や銀を取り出すための大きな施設があったそうです。その他に地元の産業を残すために、裂織(さきおり)という織物や、北山窯という、ここにしかない土を使った焼物、等を体験できる施設があります。子供達がやっていました。広い芝生が広がり気持ちが良いです。夏の間は夜にライトアップされるようで、恐らくこれも含めて佐渡金山の世界遺産登録へのアピールかと。
  
  
金バブルで当時は凄かっただろう佐渡奉行所の跡を通り、人足が足りなくて、無宿者まで駆り出した佐渡金山に向かいます。
  
一昨年島根の石見銀山遺跡に行きましたが、それに比べると遥かにレベルの高い細工の数々にびっくりです。当時の様子を再現したお人形たちが動いたり、喋ったり、
  
      
中は20度位で最初かなりヒヤッとしましたが、結構歩くので資料スペースにつく頃には慣れて、名物の金塊持ち上げブースでは熱くなる(笑)重さ10キロちょっととはいえ持ち上げるどころかちょっと動かすのが精一杯、まぁ一生縁のない金塊、拝んできました。
売店はゴールド製品で溢れていましたが、金メッキのトンポのピンを見つけたので記念にゲットしました。1800万円❢ではなく1800円也。「北沢浮遊選鉱場跡」でも沢山の赤トンボが飛んでいて嬉しかったし、佐渡旅の記念品
    
 
金山あとは「佐渡伝統歴史館」に向かい、予約をした方はレストランで、私は予約しなかったのですが、バスの中でガイドさんが説明した名物の「沢根だんご」5個とお茶で350円のセットがあったのでそれを注文して、鯉たちをみながらテラスで戴きました。
  
日持ちしなくて通常冷凍販売というお団子、氷水の中に入って出てきました。これが正しい食べ方のようです。秋篠宮ご夫妻が、とても気に入って24箱お買い上げされたとか?ツルンとした食痕で量も私のランチにぴったりでした。
  
歴史館見学前に直ぐ側の「真野宮」を見てから戻り、見学スタート。ここもびっくりなのは、各ブース、精巧なロボット?お人形が説明したり動いたり、1つ終わると次に進むシステム。
  
1階ラストの世阿弥さんは途中で能面を取った様だけどいつ?ってくらいの早業。
「二階はおじいさん、おばあさんがお話します」と書いてあったので、地元のポランテイアさん?と思いきや、こちらも精巧なロボット(笑)全部飽きない程度の仕掛けは面白い。
ただ、ここに来れば教えて貰えると思っていた「佐渡おけさ」は結局解らずじまいで、帰ってからググってみました(笑)
 
ここからは私には無縁の?「尾畑酒造の見学、試飲、ショッピング」てす。しかもコロナ禍で内部の見学は出来ないのでDVD紹介。一押しは「真野鶴」
  
というブランドで、大吟醸はエールフランス航空ファースト・クラスで使われているそうです。かと言って試飲したらその場で寝るのは間違いない私は試飲はスルー、小さめの大吟醸1100円か?ここでしか買えないとかの大きめの、生吟醸蔵元限定1980円と悩んだ結果生吟醸をゲット。夫へのお土産ですが、金額が私のTomboピンよりちょっとだけ高い(笑)
  
最後は、佐渡の古刹日蓮宗「妙宣寺」で、立派な五重塔が当時のままとか。他の本堂や藁葺き屋根の室も威厳のあるものでしたが、修行中の方とかいるのかな?ってくらいの静けさでした。
 
一旦ホテルに戻り、夕食は近くのうどん屋さんとのことで、今一テンション上がらなかったのですが^^;これが「蒼囲」という名店で、まずびっくり😲さらに海藻を練り込んだという真っ黒な蕎麦みたいな色なのに、食感はうどん。会席料理並に八寸とかも付いていて、ずわい蟹の甲羅に乗ったのが美味しかったぁ。更にジャンボサイズのかき揚げに、一口サイズとはいえ白米の上に何か乗ったのもまであり、これは絶対に無理そうなので、こっそりテイクアウト用のパックをいただきました。それでもうどんは半分も残してホントに残念でした。箸置きが佐渡ヶ島でした♥
  
  
ホテルからのジャンボタクシーでの送迎の都合でA.B.Cに分かれていた最後のグループの方たちがかき揚げにサーモンが入ってるとか?栗だの茄子だのと言っておられたのを聞いていたので、お散歩がてら徒歩でホテルに戻り、かろうじて間にあった夕焼けを展望台で堪能し、お風呂後の、夕食パート2でゆっくりいただきました。
  
      
  
観光てんこ盛りで、Facebookが間に合いそうにない。わからないことも、調べたい事も沢山出て来て、暫くは旅の余韻に浸れそうです。
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