幼馴染の作家安東氏の新刊が出ました!新潮社の携帯文庫で連載していた物に加筆したものです。
ちょうど休みだったので朝から夕方までかかってみっちり読み終えました。
受賞作の「撃てない警官」からの柴崎警部が主人公ですが、短編「折れた刃」「逃亡者」「息子殺し」「夜の王」という4編から最後の中編「出署せず」にうまく繋がっていて
今回は「上手い!」と膝を打った次第(*^。^*)
今や飽和状態の警察小説、テレビドラマもかなり警察物が多いのですが、安東氏の作品は事件自体でもなし、警察だけでもなし、人間っぽいっていうのか、些細な事が描かれているのでそんなにドラスティックではないけど、良いなと思っています。
是非本屋さんで探してみて下さい。図書館にも入ると思うので借りて読んで下されば結構です。よろしくお願いいたします。
もう一年も前に収録してある「土曜ワイド劇場」の「聖域捜査」もうそろそろだと思うんですが、、決まったら告知しますので、こちらもまたよろしくお願いします。