草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

遅まきながら国家の品格

2007年02月06日 | 読書
去年の大ベストセラーの「国家の品格」を読んだ。
講演を基に校正加筆されたという事で大変読みやすい。
日本人の資質を思いっきり持ち上げているから大体の日本人は読んでいて気持が悪い筈はないから売れるでしょう。
作者が嘘をついているとは言わないが昔日本を訪ねた偉い人、有名な国際人が誉めた日本や日本人の事は本当かもしれないが反対意見だってあるのでは?
今や日本人アルアルショックで翻訳物には懐疑的(笑)

ともかくそれらの長所や美点がいまや消えつつある事というのが趣旨だから問題じゃん!
アメリカかイギリスどっちが好き?でイギリス派閥の作者の意見にはちょっと引いてしまうところもあるが賛同出来るのは小学校で英語を教えても無駄だというところ。
発音が変でも日本人の英語は通じる(笑)
文法がちょっと怪しくても大丈夫という事はすぐに分かるから。
それに確かに作者のおっしゃる通り、アメリカンはスペルが苦手。
パソコンだってオートコレクトという機能があって、ちょっと間違えても勝手に直してくれる。

スペルが苦手ならオートコレクトというアメリカンはそれなりに立派な気もするが、ある意味筋が通ってます。
パソコンなら校正してくれるがちょっとしたメモやカードを書くときは知ってる方がいいけどね。

日本人としての学力とか常識や情緒を自覚出来ると外国語も入って来やすいと思うから。先ずは日本語を使って思考回路を確立させるのは賛成。
英語で育てた日本人の情緒の度合いを純正日本人と比べるリサーチなんか面白そう。
我が家も五年位海外で暮らし、インターにも通わせたが、純正日本人よりきっと皆日本が好き。
帰国子女も沢山知ってるができる子は出来る。勉強嫌いは嫌い。
日本人とか何人と言うより個人の特性だと思うけどな。

こうしたいと思っても、ならなくて変わって行くのが歴史なのでは?
超末端一市民の感想でした。
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初IKEA港北店

2007年02月05日 | 日記
以前から行きたかったIKEA港北店に行った。
第3京浜の港北のそばで、いつも新横浜に行くときには横を走っていたが何せ開店しているような時間に通っていたためしも無く。(笑)

大駐車場は無料。フロアーはまるでディズニーランドのようにきれいで明るい。
60分の無料託児所がある。オムツの取れた100-135CMの子供に限るとか、、

博多かマニラかシンガポールの動物園が確か90CM以下の子供の料金が只たったのを思い出した。

それはともかく、子供連れ家族連れ、外人のグループも結構見かける。

スエーデンとのかかわりが判らなかったが、レストランにもスウェーデン風ハンバーグとか野菜料理とかあって、オーダーしたが、

ハンバーグのソースが、、ブルーベリージャムだった。これがスウィーディッシュか?

ここもディズニーランドか学食のように、自分でトレイに乗せて行って会計する仕組み。

レストランのテーブル、いすは流石に家具屋さんだけあっていろいろな種類のものが並んでいる。

売り場にはあちこちにメジャーとパソコンがあって採寸・検索可能。

注文はやはりあちこちにおいてある用紙に番号を書いて、会計の前に自分でそうお子のような場所から引っ張り出してカートに乗っけて持っていくとか、楽しそう!

今日は何も買わなかったが、、見ているだけでも十分楽しい。

レストランのほかにも喫茶もあってホットドッグは120円コーヒー100円とは良心的。

しかし、月曜でこの混みよう。
土日は近づかないに限るかな。
新横浜駅からも無料のシャトルバスが出ていたようです。
コメント (3)
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きっとみんなマリーを好きになる

2007年02月05日 | 映画
「マリーアントワネット」を見に行った。
世界中で彼女を知らない人は少ないし、贅沢三昧してフランス革命で民衆によってギロチンで処刑されたというのは有名な話だが
この映画はそんな筋書きはどうでもよくて、映像で贅沢や宮廷や王室を楽しませてくれるというものと判ってみたほうがいい。
もちろん楽しんだ。
主役のマリーを演じた女優さんがグィネスパルトロウを若くしたような感じで好感が持て、本当はマリーちゃん素朴な女の子だったのね、とかそれなりにちゃんとお母さんになって3人目の子供の死なども乗り越えていたのにとか感情移入しちゃってきっと皆マリーが好きになったはず。
それにしても子役の2人。本当に可愛い。
一緒に言った娘は「ディアフレンド」というのを見に行った。彼女のほうが人生考えているのかも?まぁ思春期ですからしっかり人生悩んでもらいましょう(笑)
それで思い出したが、私が高校ぐらいのときに「1000日のアン」という映画があって、ヘンリー8世のお妃だったアンブーリンの生涯を描いたものでこの女優さんが好きでとても好きな映画だった。以前レンタルビデオ屋でリクエストしたがありませんということだった。なんとしてみたい。
女優さんの名前はジュヌビエーブビジョルドだったと思うけど、、そうかネットで検索していないかも?
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奥が深いぞ殿のちょんまげを切る女

2007年02月02日 | 歌舞伎
中島敦彦さんの作。ラサール石井さんの演出、主演は勘三郎さん、藤山直美さん、大村昆さん、波野久里子さん、渡辺哲さん、若手では七之助さんと岡本綾さんといったところ。

場所は幕末から維新後の日向の国、今の宮崎県の小さな藩のおもろいお殿様と大阪から秀吉の末裔という触れ込みで嫁入りした本当は大工の娘のお姫様。隣の島津藩と維新前夜の歴史や風俗を絡めて上手くまとまっていてとても面白い。

 大村昆さんはおいくつになられるのか、少し声の通りは悪いが、鞍馬天狗のパクリの「とんま天狗」の扮装でお決まりのせりふも飛び出し、平均年齢の高めの客に大うけ。太刀まわりの場面も難なくこなし、(数ヶ所音が先に行っちゃったところもあるがご愛嬌)

七之助さんは予想通りおいしい役柄で、ファンとしてはニンマリ。双眼鏡でヨーク見ると多少緊張されているのかも?まぁ初日でから。

獅童さんがらみで話題の?岡本綾さんも体当たりで頑張っておられる。

坂本竜馬になりたかった?キャラのMCをかねて舞台をリードするのは有薗さんという役者さんか?ほとんど名前は知らない方だが、とにかく全体として以前見た2作の中では最高だと思う。

そのまんま東さんが宮崎知事になられて、この内容なので、、凄いなぁ
あまりにタイミングがよすぎて凄すぎる!

3階の右側の8番で舞台の右よりは見えないが花道はばっちり見られてよかったが、ぜひ真ん中あたりでもう一回見てみたい気もする。

しかし、藤山直美さんというのは恐るべき役者だ。初日ということもあってアンコールにこたえてくださったがのりのりで、、とにかくお客を楽しませてくれる。



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殿のちょんまげを切る女@新橋演舞場

2007年02月01日 | 日記
毎年二月のお楽しみは新橋演舞場の現代劇だ。勘三郎さん藤山直美さんという芸達者を中心にラサール石井さんの演出だから面白くないはずは無い。

んだが、定番の笹野隆史さんや柄本明さんがブットンデしまい、ちょっとついていけない事もあって一瞬迷った



次の瞬間七之助さんの名前を見つけて即決!初参加だね。

柄本さんはちょっと、、とか書いていたら目の前に柄本さんだ!
ピックリ!一階のロピーで缶ビール片手に色々な方と挨拶したり握手したり
思ったよりかなり背が高く髪の毛はグレイだ。
殿のチョンマゲを切る
その頃の宮崎は日向が舞台だからまぁ狙って書いたとも思わないが時代にドンピシャだ。
感想はこのあと書くがこのラーメンは歌舞伎座に行く途中の山形ラーメンです。
縮れ麺に超あっさりスーブでラーメン大好きで毎日たべるために薄味で超あっさりにしたらしい。

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