川越雑記帳2(川越見て歩き)

桜消え空も心もぽかりあき(故保存樹木581号)

今日は曇りの予報だったので、今しかないと昨日中院の枝垂桜を見に出かけた。
途中に1本の大きなソメイヨシノがあり、今はどんな様子か見て行くことにした。

いつもと少し違う道順で、桜のあるはずの交差点に出た。
一瞬、道を間違えたかと思って周囲を見回したが、間違いなくここである。
交差点の角に電柱と並んで立っているはずであった。
しかし、今は電柱だけでその脇はポカンと空いている。


生垣に近づき、すこし空いている所から中を覗いたが痕跡はない。


その少し左にも空間があったのでそこから覗いた。
すると、目の前に大きな切株があった。
新しい切り口を想像していたが、その切り口は黒く新しい感じはしない。
しかし、その周囲には切りくずのような白い粉状の物が散らばっている。
少し訳が分からなかったが、中に入る訳にもいかず確認するのはあきらめた。
とにかく、時期は分からないが、伐採されてしまったことは間違いない。


木の幹には、保存樹木第581号と書かれた小さなプレートが付けられていたので、長く残ると思っていたがそうではなかった。
枝は道路の上まで伸びてはいたが、枯れて落ちる様子はなかったので、何故伐られたのか分からない。

これは、去年の3月28日の満開の写真だが、これが見納めとなってしまった。


毎年咲くのを楽しみにしていたので、もう見られないと思うと残念で仕方がない。

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コメント一覧

川越原人
コメントありがとうございます。
この桜ではウグイスの声も何度か聞いたことがあり、春が来たなというのを毎年実感していました。
それだけに残念ですが、もともとソメイヨシノの寿命は短いようなので、あきらめるしかありません。
また、別のところで何か探そうと思っています。
goodtyan11221
毎日、貴重な記録に感激しながら拝見させて頂いております。
本日は、残念な記事に想いを致しながら拝見いたしました。
淋しくなりましたね。
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