川越雑記帳2(川越見て歩き)

川越祭り3・宵山

 14日の午後6時頃から山車揃いが行われるというので見にいった。
 6時少し前に本川越駅に着いたが、駅前はすでに人で埋まっていた。
駅前には4台の山車が並ぶ予定だったが、提灯の灯を消した新富町二丁目の山車があるだけだった。
そこへ菅原町の山車がやってきた。山車は広場の中央で止まり、舞台をぐるりと回して見せてくれた。


 本川越駅から蔵造りのある方を見ると、提灯を点けた山車が並んでいるのが見えた。
ゆっくりとした人の流れに乗ってそれを見に行くことにした。


 最初の山車は、二つの「家光」と書いた提灯が目立つ新富町一丁目だった。ピンクの着物を着たおかめが踊っていた。
人の流れは、山車のところでさらに遅くなる。山車のために通れる幅が狭くなるのと、立ち止まって踊りを見たり写真を撮る人が多いためである。


 その次は地元中原町の山車で、民芸品店「土金」の店の前だった。
見物の男性が、「この店は何て読むのかな?つちきん?」と連れの女性に話かけていた。
「つちかね」だよとおしえてあげたくなった。


 連雀町交差点に止まった六軒町の山車の前には、三人の女性が不動の姿勢で立っていた。
踊りは狐から狸に変わり、大きなお腹を強調しユーモラスに踊っていた。


 連雀町の山車では、男の面をつけた人が踊っていた。
軽妙な動きで、さかんに拍手と歓声をあびていた。

 仲町交差点に止まった三久保町の山車では、小さな子がおかめの踊りを披露していた。

 一番街の通りに入り、旧山吉デパートの改修工事をしているところで、前方から梯子を持った鳶職の一団が現れた。
そこに止まり、梯子乗りを始めることを宣言した。やおら梯子を立て、鳶口で固定し、木遣が始まった。
立ち止まって見始める人が多く、道はたちまち渋滞した。どうしても通過しようとする人どうしで押し合いになった。


 それでも木遣に続き、梯子乗りが始まった。三人の鳶職が一人3~4の技を次々に披露してくれた。
演技が終わったあとも、しばらく身動きの出来ない状態が続き、工事中の塀にへばりついていた。
 なんでこんな狭いところで梯子乗りをやったのかなと思ったら、そこは鳶職組合の緊急対策本部前だった。


 埼玉りそな銀行はライトアップされていた。その前には幸町の山車が止まり、狐が踊っていた。
ここは少し広いので、多くの見物客が余裕をもって見物していた。

 その後は昼間見た元町一丁目、札の辻にはこれも昼間見た宮下町の山車が並んでいた。
 最後に川越市の山車があった。ここは子供たちだけでお囃子も踊りも演じていた。

 札の辻に戻り、一番街と平行する道を通り戻ることにした。

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