垓下歌
秦末漢初 項羽
力拔山兮氣蓋世、
時不利兮騅不逝。
騅不逝兮可奈何、
虞兮虞兮柰若何。
力は山を拔き 氣は世を蓋ふ、
時利あらず 騅逝かず。
騅の逝かざるを 奈何にすべき、
虞や虞や 若を柰何せん。
項羽と劉邦
楚漢天下の争い。
垓下の地で
四面を楚歌に囲まれ
西楚覇王・項羽が
自身の最期を嘆き
虞の行く末を憂えた。
せつなく歌う
楚堕ち漢興るときを。
史記「項羽と劉邦」。
(司馬遼太郎 著)
三国志とともに
読んでおくべし。kyokukenzo
秦末漢初 項羽
力拔山兮氣蓋世、
時不利兮騅不逝。
騅不逝兮可奈何、
虞兮虞兮柰若何。
力は山を拔き 氣は世を蓋ふ、
時利あらず 騅逝かず。
騅の逝かざるを 奈何にすべき、
虞や虞や 若を柰何せん。
項羽と劉邦
楚漢天下の争い。
垓下の地で
四面を楚歌に囲まれ
西楚覇王・項羽が
自身の最期を嘆き
虞の行く末を憂えた。
せつなく歌う
楚堕ち漢興るときを。
史記「項羽と劉邦」。
(司馬遼太郎 著)
三国志とともに
読んでおくべし。kyokukenzo