ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

上野版の会のみなさんは・・・

2007-08-04 20:11:08 | WORKS
上野版の会  という、木版画の同好会に半年前に入会しました。

今日は、その後期の例会の初日でした、暑い中てくてく上野公園を歩いて行ってきました。

半年前・・・
ちょうど、体力的精神的にくたくたで、仕事も辞めて、
空しい気持で、「なにか、とりあえずやろう。」と思い
ずっとやりたい気持を保留していた木版画を習いたいなあ。
とネットで探したら、
上野の東京都美術館を拠点に活動している
木版画サークルがあったのでした。

思い立ったが吉日。
行動だけは早い私、早速入会したのです。
メンバーは14人と先生。
先生は、木版画作家のアーティストで、私と同世代の女性でした。
会員は、一人私と同じくらいの年齢の女性がいて
あとは、皆さん定年された男性とその世代の女性。
還暦をとっくに過ぎたと思われる方ばかり。

年配の方に苦手意識の無い私は、すんなり入り込み
月2回の例会に出て版画を彫ったり摺ったりしていたのです。

前期は、皆さん2点ずつ作品を制作して
「花言葉」という版画集を作りました。

さすが、何年も前からなさっている方々

構図の感覚も斬新で、熱心に制作されます。
感性が若い!若い作家の作品のよう。
自分なりのテーマを持っている方も多く(仏像とか、抽象画、とか、花とか)
毎回家で作業した作品を持ってきて先生や皆さんに見せたりするのですが、作業も熱心で、新しい技術を習って取り入れたり
みなさん意欲的で。
私は付いていくのが精一杯。

なにより、生き生きとされていて、若い!
素敵な方々です。
何か自分の作品を作り続ける。
好きな事にのめり込む。
いいなあ。素敵だなあ。と毎回思います。

今日は、展覧会への作品の構想を、それぞれ公開して先生にアドバイスをもらいました。

今日も、すごく刺激をもらってきました。
こんな諸先輩、老人は好きじゃない、などど言ってきましたが
こういう年配の方、果たして「老人』?
いい意味での「老人力」?
ちょっとマイペースだったり、要領を得なかったりするのです、
説明から脱線してたり、お話が長かったり、ちょっとジマンが混じっていたりもします。
でも、この方々に混じるのもとても楽しいです。

同じ世代と付き合う職場の仲間も、気安くていい。
でも違う世代の方と交流も、いい。