ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

崩壊の美しさを撮ろう

2010-03-11 22:37:11 | Weblog
写真を撮る機会が増えて、また、もともと映像系は興味があって
写真家の方に見てもらっていたりしたのすが

なんだか、他の方の巧い写真を見たり、人の意見を聞いたりしているうちに

「写真で何を表現したらいいのだろう?」
「私は、誰に、何を伝えるべくして、写真を撮るのだろう?」

なんて、ドつぼにはまっておりました。

いろいろな写真家の作品を勉強したわけでもないし
ましてや、一眼レフを持っていない!(論外?)のですが

こんな映像が好き、というのはありますし、絵画とは違う映像の世界に魅力を感じるのも確か。

映画だと、ストーリーよりも、映像が美しいかどうかが、私にとっては重要です。
タルコフスキーとか、ミハルコフとか。

今日は写真倶楽部のの先輩に、ちょっとだけその悩みを相談しました。
景観地が大事なのですね、数を撮ることで見えてくるものがある、とのこと。
そして、余計なことを考えず、楽しく撮りたいと思ったものを撮るのがいいとのこと。

好きこそものの上手なれ。
まず、気持ちが動いたものを、たくさん撮ることにしよう。

私の撮りたいのは、壊れていく日常の時間、のようなもの。
壊れていくものへの親しみの感情があります。
その壊れ方も、時間の経過とともに崩れていくような壊れ方が、グッときます。
なぜそんなものに惹かれるのかとか、深層心理を考えるとまたややこしくなるので、
心が動いたものを撮ってみたいな。