ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

節電の効用のお櫃

2011-05-01 20:42:35 | 職人芸
私は炊飯器でご飯を炊いていますが、節電モードになってから、
ご飯は保温せずすぐに電気を切ることに。
まあ、ご飯も土鍋とかで炊いたら美味しそうですが、
台所でご飯が炊けるまで、つきっきりなわけにもいかず、炊飯器です。

家族が少ないので、いつも少量炊いていますが
混ぜご飯や炊き込みご飯のときは、ある程度多めに炊いたり

最近は、何食分かを炊いて置いたり。
ご飯は、少量炊くよりたくさん炊いたほうが美味しいですしね。

以前は、すぐに冷凍して電子レンジで解凍して食べていましたが
お冷ご飯を美味しく食べよう!と思い、お櫃を活躍させることにしました。

混ぜご飯用に使っていた、大館曲げわっぱのお櫃。

買って何年も経ちますが、まだ木のいい香りがします。
この香りには殺菌成分があるから、お冷ご飯の痛みも少ないのです。

今日は、筍ごはん。
たくさん炊いたので、お櫃の出番。
昨日も、出番でしたし、最近大活躍です。



曲げわっぱは、香りだけではなくて、造形としてもとてもきれいです。
このわっぱがあるだけで、日本の台所になるような気がします。
パンも大好きですが、私はご飯無くして食卓は成立しません。



丁寧な職人仕事のこのお櫃
決して安くはなかったけど、使い込むほど道具としての風格が出てくる、それほど丁寧に使えば長持ちします。

丁寧に長く道具を使う生活。
壊れれば修理してもっと長く使えれば、さらに嬉しい。

そういうことに価値観とお金を使いたいと思います。