ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

エネルギーが巡る道ができれば。

2011-06-10 20:04:28 | 生活改善プロジェクト
最近痩せつつある。

5、6年前に太ってしまってから、どうしても少しも痩せない月日がたって、
年齢的にももう元の体重には戻らないのかな~、と思っていた。
痩せようと、食事量を減らしたり、運動をしたりして見ても
長続きしないし、ちっとも痩せやしなかった。

今年になって
春頃から、心も体も「陰」から「陽」になってきているようす。

内に籠る状態から、少しずつ、外へ向かう状態へ変わってきて、明らかに活動量が増えてきた。
身体的にも、精神的にも、動きが大きくなった感じ。

それにつれて、体も少しずつ痩せてきた。
食事も減らしていないし、特に運動を始めたわけでも
何か特別なことをしているわけでもなく、今までと同じように暮らしているだけ。

痩せ初めてことに気がついた時には、何か重大な内臓の病気なのではないか、と疑ったほど、
理由のわからないことだった。

一時的なのかと思っていたけれど、もう4ヶ月くらい、1月に1キロくらいの、少しづつの減量が続いて
元の体に戻りつつある。


今の毎日を振り返ってみると
ご飯を、よく食べている。そして、野菜を多く食べている。
朝、出来るだけストレッチをしている、といっても、5~10分くらいの簡単なもの。
ストレッチの一環で、毎朝起きたら、朝日に向かって背伸びをする。凝り固まった全身を上下に伸ばすように。

動くことが辛くなくなっている、動くことが辛くて億劫で、寝ている、という時間がほとんどない。
この何かかにか動くこと、の中に、家の中のことが増えたように思う。

料理をすること、掃除をすること、片付けること…これは、今年になって何度もお客様を招いたから。
お客様を迎えるために、家を片付けたり床を磨いたり、おもてなしの料理の献立を考えて買い物に走って頑張って作ったり、

私の活性化は段々自分自身を振り返るようになった。
クローゼットを整理して大量の洋服を捨てたり、好きでたまってしまう紙類を
10年以上ぶりに整理したり

そんなことをやっているうちに、無駄なものをそぎ落とすこと、生活を快適に整えること、
が楽しいことに思えてきた。

その価値観は、今までの私には、持ちたくてもなかなか持てないものだった、
私にとって第一に大切なのは社会に参加して認められることで、自分の足元、「生活」自体に心と時間を費やすことは、虚しいことだと思っていた。
忙しくておまけにとても疲れていて、だから便利と時間をお金で買い、欲しいものを次々買い、
ものに囲まれることで満足しつつもどこか息苦しくなっていた、ような気がする。

そうして私は生活にも心にも、余計なものを溜めこんだまま、重たい思いをしていたのだろう。
そのせいで、体にも余計なものを溜めこんでいたのだ。

今、私のエネルギー消費が少しずつ増えて、自分自身が活性化しているのを感じる。
私のエネルギーを自分の日常生活の充実の為に消費するようになっている。
私の活性化は、外を向くことよりも、自分を掘り下げることに向かっているようだ。
それは、内向きのエネルギーだろうか?

生活を変えると、体も変わる。
当たり前のようだけれど、実際の心と体の変化は、なんだかワクワクする。
身軽になって新しい世界に、進み入るような気分だ。
「自分が変わる」ということは、素敵なことだと思う。

世の中全体のエネルギー消費の在り方も、外に向かう事だけが活性化だろうか?
活性化して、代謝が活発になる、ということは、
ものを多く作って消費して、ゴミをたくさん出すことだけではないように思う。
自分自身が軽くなるような、そういう活性化があるはずだと思う。

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