ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

珈琲の淹れ方

2009-06-26 23:57:06 | お茶
札幌帰省中です。

札幌は故郷ですが、あまり好きではありませんでした。

今回の帰省では、楽しい発見がいろいろあって、札幌も変貌を遂げていることを
実感します。

今日はもう20年以上のお付き合い
ランバン珈琲店
に伺いました。

すすきののはずれに、蔦の絡まった一軒家の珈琲店があります。
おいしい珈琲を淹れています。

ここの焙煎の珈琲豆をずっとお取り寄せして飲んでいるのですが
一度、淹れるとき、豆が上手く膨らまないことがありました。
北海道から東京に来るまでの輸送環境で豆が劣化したのかな?
そう思って、お店のマスターに伝えました。

その後、初めてお店の訪問です。
マスターは、厨房に入れてくださって
自らお手本を見せてくださって、珈琲の正しい入れ方を教えて下さいました。

私は珈琲の淹れ方を、ちゃんとプロに習ったことはありません。
本で読んだり、いろいろな珈琲店でマスターが淹れているのを観察したりして編み出した自己流です。

ランバン流の珈琲の淹れ方を、実習付き(実際に落とさせていいただきました)
温度は94度
とか
豆の挽き具合い
とか
お湯の落とす場所
最初の蒸らしはさっと、抽出は、中央に楕円を描くように
何回かに分けて
とか。

知識で知っていても、実際やってみると感覚が違っていました。
そうそうプロの技の真似は難しい…当たり前です。

昨今深煎りの豆が多いですが
ランバン流は、本当にいい豆は浅煎りのほうが香りがたっておいしいとのこと。
私がいつも飲むのは中煎りです。
お店でも中煎りだそうです。

いろいろ勉強になりました。

ほかのお店
たとえば深煎りが得意なお店の考え方とか、淹れ方を知りたいと思いました。
珈琲の淹れ方一つをとっても、いろいろな考え方があり、何が正しい、何が間違いとは一概には言えないと思うのです。

ただ、一つのお店の流儀はちょっとだけ教わりました。
そのお店の珈琲の味を私は好きなことも確かです。

もうちょっと、賢く、知りたいな。

マスター、手ほどきありがとうございました。
とっても貴重な経験でした。



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