ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

今日は静かに過ごそうと。

2011-09-12 10:42:43 | 日本文化
いろいろな記念日。
記念日といっっていいのかな?佳い思い出の日ではなくて、忘れてはならない辛い思い出の記念日になりました。

個人的なことではありません。

一日中、メディアで持ちきりだった
3.11東日本大震災と9.11同時多発テロ事件
二つの11の日から半年と、10年の記念日です。

3.11から半年の間、
あまりの大災害とその後起こった非日常的出来事の連続で
私は、気持ちが高揚したまま、その妙な高揚感を持ち続けて仕事をしたり生活をしたりし続けました。

その高揚感が、私自身には精神的に「喝」になって、
ボヤっとしていてはいけない、しっかり仕事しなくっちゃ、毎日ちゃんと生活しなくっちゃ、という自律の気持ちを持続させてくれました。

10年前の9.11のころの自分を思い出してみました。
10年間でいろいろなことが大きく変わりました。
自分自身も随分いろいろなことを10年の間に経験できるものだな、と思います。
この10年は、超大国アメリカが失墜し、大きな不況が何回も起こり
中国の存在感が急速に増し、世界のいろいろなことが変動した10年でした。
そんな世界の変動に、私の生活も容赦なくパンチを浴び続けて蛇行していたようにも思えます。

2011年、何も解決していませんが、なぜか私の心は落ち着いた日を迎えました。
まるで、火の中で心の平静を保っている修行中のような気持ちです。

朝からヨガのレッスン中、ヨガの体はキツイポーズの最中に、なぜか笑顔になれることを感じました。苦しい顔をして、ヨガのポーズは取れないものです。

午後は、おはぎを作りました。
小豆を煮て、もち米を炊いて、おはぎを作るのは初めてです。
お彼岸ではないですが、心の中で東北にお供えするつもりで作りました。
出来たおはぎは美味しくいただいてしまいましたが。
自分でお菓子を作って、おいしくいただく
そういうことを、幸せだと心から思えるのは3.11と9.11に遭遇して、考え方や生き方を少しずつ軌道修正してきたからだと感じて、
このおはぎはやっぱり今日作るべきだったんだと思いました。

世の中は何も解決していません。

戦いの中でも平穏な心を忘れるな、ということだと感じました。

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