7月10日に、京都府北部版ミドワイフ道場開催しました。
会場は、福知山市中央保健福祉センターでした。
今回のテーマは「新生児訪問について」。
参加者は、なんと、16名。
うち、助産師会会員は10名、非会員の参加が6名でした。
福知山市内で、10年以上新生児訪問に携わっておられる助産師さんや、隣県の開業助産師さんも参加していただきました。
講師の味谷ゆかりさんからは、「新生児訪問」についての基礎的知識の確認や、豊富な経験をもと に「こんなときどうしますか?」といった具体的な事例のお話をしていただきました。
参加者の方からも、さまざまな事例についての発言があり、病院・地域・行政間の連携のとりかたが重要であると再認識できました。
会場を提供いただいた福知山保健福祉センターの保健師さんからも、福知山市の新生児訪問の現状について報告をいただき、病院や個人で開業しているだけでは知れない情報を共有することもできました。
また、今年度7月から始まった、舞鶴市の「こんにちは赤ちゃん事業」についても、他市との違いや特徴と比べた話題がでていました。
和気あいあいと意見交換が行え、顔が見えるつながりを深めることで、地域の母子の健康を守るために、 それぞれのフィールドで何ができるか、が見えたミドワイフ道場でした。
終了後ののアンケートでは、福知山、綾部、舞鶴など地域持ち回りの会場設定にすることで、近場で気軽に研修参加できるのがよい、という意見がありました。
次回の道場は、全体研修として、教育委員会と共催し、綾部市での開催となります。
講師は、京都府立与謝の海病院の副院長、野口敏史先生で、
「京都府北部の周産期医療の現状と、助産師に期待するもの」というテーマです。
自分たちの地域だけでなく、京都府全体を見渡した助産師活動ができるようなヒントをたくさんもらえそうな、今後の助産師会のあり方を考える良い機会になると期待しています。
ぜひ、各支部の皆様も、プチ旅行がてら、綾部へお越しくださいね。
http://www1.ocn.ne.jp/~kyotomw/page4.html
(担当:内海)