お茶教室を開催しました。
今年のさくら、桜の花を楽しまれたことと思いますが、京都の桜をご覧下さい。
二条城観桜茶会 清流園内に2席と野点席と点心(おそば) 貫名宗匠の笑顔がステキです。
野点席 菅田宗匠と千家十職さん、お運びの同志社大学の学生さん
今年は桜花が満開でとても綺麗でした。美味しいお菓子とお抹茶、野点席は桜の花を眺めて、さくらのお干菓子(さまざまさくら)いただきました。
お道具もご立派なものでした。 本物を拝見すると心豊かになります。 野点席のお道具
京都国立博物館の茶室 「堪庵」(たんあん)にてお茶会のお手伝いをさせていただきました。 中々手にする事が出来ない立派なお道具でのお点前
には気を使いました。
茶室から見たお庭 長板 諸飾り(杓がない) 手桶は7代宗哲作 博物館のユルキャラ、トラちゃんのお菓子
国立博物館所有 呉洲荷葉香合(明時代か?) 形物香合番付一覧より 前頭・西四段目です。 お釜も立派です。
4月24日 お茶教室 薄茶と濃茶のお点前をしました。
皆さま基本のお点前はお出来になられています。 お茶のお点前はゆったりの中に 「静と動」 が大切です。 お点前は基本に忠実で美しいこと。
畳に座ることは禅的な精神、心身一如となります。 茶会では待合や茶室では正座をします。 座布団はありません。
慣れないとチョットしんどいですね。
お茶道具は季節により変わります。 お釜は暖かくなり炉の火を見えなように工夫。 3月は裏甲釜、透木釜。4月は、平蜘蛛、釣り釜 (表千家)
棚は旅箪笥、長板、大水指を用います。 今回の棚は4代江しん宗左好み桐木地四方棚を使用しました。 各流派によりお道具は違います。
Yさん宅のお花 紫なずな、白花、ほうちゃく草
「 百花為誰開 」 (百花たが為に開く) 黄梅院主 小林太玄師 白い花はほうちゃく草、右のは白花。珍しい、茶花は可憐でステキです。
茶花は育てるの大変です。 見ていて癒されますよね。
お菓子の銘は 「都をどり」 十ニ単衣のイメージだそうです。 外郎製で白小豆こし餡仕立 ゆう月製
写真ではよい色合いがでませんが、 みた感じ綺麗で、頂いて美味しくて満足です。 その後にお茶を頂き、心身共にリラックスしました。
このようなステキな季節毎のお菓子を作るなんて~~ 日本人の感性はなんと素晴らしい。
濃茶のお点前 濃茶は静粛に、その時を楽しみます。 とてもよい練りぐあいの濃茶で美味しかったです。 お茶銘は 祥雲の昔。柳桜園詰。
ご三器(茶入れ、茶杓、仕服) の拝見をしました。
お点前も交代で行ます。月1回のお稽古ですが、皆さまご熱心にされています。
お点前も大切ですが、季節感を味わっていただきたいです。美味しいお菓子とお茶を飲み、リラックスすることが一番ですね。
いつもグログをご覧くださりありがとうございます。
次回は5月29日(月)13時~です。 皆さまご参加くださいませ。
文責 お茶教室担当 伊藤正子