2月1日 午後2時より京都看護大学において、2019年度 第1回定期研修会が開催されました。
立春が近いせいか、暖かな日差しに恵まれた1日でした。
今回の研修は、『小さな生命を守りたい』というテーマで、京都産婦人科医会理事の大西用子先生をお迎えして講演をしていただきました。
参加された皆様は熱心に聴講されていました。
年々増加している児童虐待による新生児の死亡には、望まない妊娠や若年妊娠の問題があります。避妊や命の大切さを説く性教育も重要ですし、産後の支援も重要です。今まで私は、産婦を中心にしたサポートしか考えられなかったので、今回の講演の中大西先生がおしゃった『産んでもいいだよ。代わりに育ててくれる人もいるよ。』という言葉が心に残りました。生命を守るという点で、養子縁組や他者よる子育てを視野に入れることも必要なのだと考えさせられました。 そして、私達助産師はどのように活動していけばよいのだろうか。 子育ては、地域や社会の中で次世代を育成することになるのですから、個人のものではないという意識で活動していく必要があるのだろう。施設を超え、地域社会に根差していきたいものです。