舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

運転適性検査

2007-11-21 23:56:20 | 徒然話
地獄の黙示録第二章・路上教習の悪夢編について昨日書こうと思っていたのに、阿部事件(笑)で書き損ねてしまいました。

今日からいよいよ二つ目のコースを回り始めました。
こないだまでは鹿沼市内の比較的広々として空いているエリアを走っていたので、スピード出せて気持良........もとい、対向車や歩行者におびえずに走ることができました。

しかし今日からはいよいよ宇都宮コースで、宇都宮短期大学のそばなどを通って宇都宮市内へ突入!!
こ、混んでるし狭いし、おっかな~~~い。
しかもさらにおっかないことに、足銀本店を過ぎたところで細い道に入り、文星の近くの入り組んだとこを通りました。
かててくわえて、ここときたら法定速度40km/h以下です。私はどうも60km/h台で走らないと調子が出ません←こういうタイプが一番問題では。

そう、運転にはやはり個人によって適性があり、それを知るための検査をまだ入校したばかりの頃に受けました。
そしてその結果が、ついに先日の学科授業で知らされました。

結論からいうなら、私の結果は優・良・可のうちの良、つまり真ん中のほどほどレベルです。
しかし喜べる結果ではありません。なぜなら、情緒面がおそろしい結果だったのを、行動適性がやっとこさ補ってプラマイゼロに持ち込んだらしいからです。

私の記憶が確かならばテストは学校でよくやった知能テスト(簡単な問題がやたらたくさん並んでいるアレ)と、心理テストの二部構成でした。
そして私は、あの知能テストのたぐいがわりかし好きです(※但し計算問題は除く)。要は単純な脳トレですもんね。
あと正確さはさておき、めっさ速いです。小学校入学時に受けた時など、早くやれといわれて頑張ったら問題が尽きて時間が余り、勿体ない感じがしたものです。こういう問題は余分に多く用意しといてよね。
だからこのテストの結果どんなに行動が素早いとか正確だとかいわれても、あくまで机上だけの話なので、運転技術の参考には何ひとつならないと思うんですけど私の場合。

で、心理テストにまじめに正直に答えた結果、見るもおぞましい結果が出ました。
ほうぼうで「要注意」「問題あり」に引っかかっている診断結果をまとめると、
(1) 気分に左右されるな
(2) ちょっとは人に譲れ

...の2点に尽きるようです。

まず一個め、私は気分の浮き沈みが激しくほとんど躁鬱といってもいいくらいです。
じっさい、こないだ修了検定を受けては落ちての繰り返しだった頃など、コンピュータを起動する気力も湧かないくせに、突然激しく泣き出したり、かと思えばひたすら呪詛の言葉を吐いたり、かなりあぶない有様でした。
ほとんど『舞姫』の主人公(つーか森鴎外本人)に捨てられたエリス状態です。豊太郎ぬし、かくも我をばあざむきたまひしか。いや、私ゃ男に捨てられてもああはならないキャラですが。捨てられたことないんで、あくまで想像です。

そのくせ躁状態になると、これまた手がつけられません。
北杜夫さんのように見境なく株をウリカイしないように気をつけたいところですが、北さんと違ってそもそも元手がないのでその心配はないですねホッ...ってここ、ホッとするとこか?

もうこの時点で問題が山積な感じですが、本当に問題なのは(2)です。
これは...。私、自分で言うのもなんですが、自分だけ得したいとか抜け駆けしたいとか、そういう気持ちで人に何かを譲らないということは、まずありません。だからタチが悪いともいえます。
私が人に何かを譲らない時、それはひとえにブッシュ的正義感によるものなのです。

「ブッシュ的正義感」と定義する根拠は以下の二つ:
(1) 「正義」の定義がけっこう独り善がり。
(2) 正義に反する者には苛烈な天誅を下したがる。

という厄介きわまりない代物です。

こういう厄介な正義感の持ち主はどうなるか、それはブッシュさんを見れば一目瞭然ですね。イラク攻撃の根拠って、けっきょくどこにあったんでしょう。アフガニスタンにしたって、肝心のビンラーディンさんは未だに捕まってないんだものねえ。

だから自分と誰かが普通に同時に来て、どちらかが先を譲らなければならないとき、これは問題ありません。
普通私は相手が先に通るように無言で引きますし、相手の方がもっと積極的に親切なら、ニッコリお礼を言って先に行かせていただいて、それで事態は解決します。

問題は相手が無理矢理先に入ろうとしたり、割り込んできたりしたときです。
はいレッツ天誅~~~。
あと自分の目の前にいる早く進めない人、たとえばお年寄りなどに対してこれをやる人間を見たときも、同様の天誅が発動します。

これが最も私の大魔神スイッチに触れてしまう禁忌ですが、路上に出ればこんな人、大勢いますよね。
たとえば脇から出てこようとする車がいた時、そのままのスピードで進めば入れてあげられるのに、わざと速度を上げる車。逆に、どう考えても入れなさそうな列にクラクションなどを鳴らしながら無理矢理押し入ってくる合流車。ほかの車がバックで停めようとお尻を向けている駐車スペースに素早く入り込む車。
ああ、すべて断じて許せません。全部アンゴルモアの大王が降臨して成敗(具体的な内容はとてもこんな公共の場では書けない)してしまえと思います。

とか思ってたら、適性検査の診断結果にもしっかり書いてありましたよ。
「このタイプの人は正義感が強い。しかしその分、他人に批判的である。たとえ自分の方が法的に正しくとも、ある程度は大目に見なければならない。」
....ご、ごもっとも。

ブログランキング参加してみました。クリックして頂けると幸甚の至りです。