舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

発表会ビデオ検証委員会(笑)

2009-10-08 01:07:47 | スタジオM発表会
待ちに待った「スタジオM第15回発表会」のDVDが届きました
こないだの試写用と違い、ちゃんと高画質な映像で、とても美しいです。
非常に面白いので、見始めると相変わらず止まりません(笑)。


しかぁぁーーーしッッ
今回改めて全部じっくり観ていて、プレビューでは気づかなかったことに気づいてしまいました。

あ、載せた画像は発表会の一コマであり、本日お話しする内容とは一切関係ありません(笑)。

それは、とあるグループの話です(多分該当するところはひとつではないと思います)。
そこは踊りもきちんと揃っていますし、衣装の点でも充分に美しい(って、ウチの発表会なんですからどこのグループもそうなんですが)。

にもかかわらず、です。
きゃ~~~、なんで思い思いのアクセサリーをつけてるのーッ!?!?(笑)

アクセサリーとは、お揃いのレイや髪飾りのことではありません。
とはいえ、常日頃ウチのレッスンでお話ししているとおり、「普段遣いの範疇のアクセサリー」に関しては、着けたままで舞台に出てもオッケーよ、ということになっています。ウチはね。
例えばいつもしている指輪、ネックレスなどのたぐいです。
まぁ、そりゃいくら「いつもしている」と言ったって、一人だけ5キャラットのダイヤの指輪とか10mm玉本真珠ネックレスとかされると若干困るんですけれど(笑)、私の知る限りそういったものを普段のレッスンから着けている生徒さんはいらっしゃらないようですので、そこは心配ないですね。

あぁ、あと、今回は「通行証として配ったアレ」も着けてて全然構いません。
最初からそれを想定して、きょくりょくヴィジュアルを妨げないものを選んでますし。
よく見ると「おお、アレを着けてる」というのは分りますが、気にはならなかったです。

しかし、こうしてアップになった映像をじっくり見ていくと、どう見ても普段遣いの範疇を超えたアクセサリーをしちゃってる人が時折混じっていることが分ります。
それも「来る時着けてたのを外し忘れちゃった」レベルではなく、明らかに確信的(笑)なシロモノです。

えーとですね。無論、発表会と言っても、客席で見てるときやフィナーレ・二次会以降であれば、どんな格好をしてどんなアクセサリーを着けても無問題です。
しかし「グループ発表」のあいだだけは、やっぱりお揃いであることが非常に重要なのです。

そもそも何故グループでお揃いの衣装を着るかというと、それは「より揃って見せるため」に他なりません。
メリーモナークのアウアナを見ると、イヤリングやバングルに至るまでお揃いにしていますね。
それによって観る人に与える一体感が強まり、一糸乱れぬ動きが活きてくるのです。

流石に普段の発表会からメリーモナークほど揃える必要は無いですが、それでもこの意味を考えたら、出来るかぎり全員が同じ状態に近づけた方が全体の絵が綺麗になります。
団体で踊るときは、自分一人を目立たせることに腐心するよりも、団体に合わせた方が却って美しく見えるものです。


では、どこまでがでどこからがなのか? その辺の線引きは結構難しいですよね。
だったらここでしちゃいましょう(笑)。あくまでもウチでの話ですが。

まず、色物はヤダヤダダメムリディズニー・ハロウィーン)です。
赤やピンクのお花の腕輪などはいうまでもなく、エメラルドのネックレスなども避けたいところです。

あ、腕輪と言ったついでに書くと、ブレスレットは邪魔な色が入ってしまうことはもちろん、腕を太く短く見せてしまうという意味でも避けたいワースト・アイテムです。
カヒコのクーペエや、トータルコーディネイトとしてお揃いで腕輪をする時以外、やめた方がいいですね。
全体の景観も個人のスタイルも(出来るかぎり)損なわないのは、金や銀など肌と同化する色のさりげないブレスレットやバングルのみです。

ちなみに。
「白」も立派な色のうちです。
なぜか白は「コーディネイトにおいて色の数のうちに含まれない」と思っている人が多く、赤と青と緑が混在した服は着なくても、赤と青と白が混在する分には構わないと思われるフシがあります。
しかし、実際には白もひとつの色として数えるべきであり、白が入ることによって色彩のバランスが崩れる場合もあるというのは、留意すべき事実です。
マミちゃんは「白も色である」という認識が非常に強いため、ブーケを送る際に「ピンクの花で」と注文したら、もうそこにカスミソウが入るのも嫌がります。

つまり、ドレスやお揃いのアクセサリーに白がまったく入っていなければ、それ以外のアクセサリーで白を入れることはお勧めしません。
多いのはプルメリアのイヤリングです。これ、普段着ける分には非常に可愛らしいですが、白がとても強いため、お揃いの衣装で舞台に上がっているあいだだけは避けた方がいいです。

色の次はカタチ(サイズ)ですね。
いくら肌となじむ金色であっても、アンクル・ジョージ・ナオペのようなぶっといバングルなどはお揃いの時には向きません(笑)。
あくまでも「普段遣いの範疇」、これが重要です。
第一、舞台衣装だという時点で既にお花やレイなどを着けているのですから、さらに日常遣いを超えたボリュームのアクセサリーを着けたら、しつこいだけで何も素敵じゃなくなってしまいます。


いまお話ししたようなことを考えれば、自ずと相応しい装いが見えて来ると思います。
というより、ぶっちゃけ「目立とうとしちゃったのねこの人」な人のうち、イタい雰囲気を醸し出しちゃっているケースは何度も目撃していますが、周りより美しく見える人はいままで一度も見たことがありません(笑)。
大切なのは、自分だけが目立とうとするのではなく、グループ全員の一体感・完成度を一番に考えることです。
その方が、メンバーの一人ひとりを見たときも絶対に美しいと思いますぞ。

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