最寄りバス停前のイチョウの木 ↑ ↓
このところずっと時代小説を読んできたが、ミステリーは初めて。
あさのあつこさんも初めてです
主人公は同心小暮信次郎、腕利きですがちょっと「変人」
随所にアガサ・クリスティを感じさせるものがあるそうですが、
私にはまったくわかりません。
若いころたった一冊「オリエント急行殺人事件」読んだだけなので。
読み進むうちに作者独特のと言いますか、私には理解しにくい
部分があり、ミステリーの所以なのかと思いました。
寄り道読書は私の得意ですが、今回は平素の読書にはない
言葉や、言い回しもあったので調べたりして三倍の時間がかかった。
最期の最後にどんでん返しがあり、高名なお寺の住職が犯人でした
ミステリーは読みなれていないこともあって
伏線にも気付かなかったのかもしれません
「心垢」(しんく)初めて知った言葉です。仏語で煩悩のこと。
知ったからと言って私には使えない言葉です。
「昨夜の焼け空」勿論夕焼けですが、何ていい表現かとおもった。
犯人住職は捕えられて牢死の最後を遂げます
初めての作者、とても新鮮でした。