93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

時代ミステリー

2022-11-03 10:19:39 | 読書

最寄りバス停前のイチョウの木  ↑   ↓

このところずっと時代小説を読んできたが、ミステリーは初めて。

あさのあつこさんも初めてです

主人公は同心小暮信次郎、腕利きですがちょっと「変人」

随所にアガサ・クリスティを感じさせるものがあるそうですが、

私にはまったくわかりません。

若いころたった一冊「オリエント急行殺人事件」読んだだけなので。

読み進むうちに作者独特のと言いますか、私には理解しにくい

部分があり、ミステリーの所以なのかと思いました。

寄り道読書は私の得意ですが、今回は平素の読書にはない

言葉や、言い回しもあったので調べたりして三倍の時間がかかった。

最期の最後にどんでん返しがあり、高名なお寺の住職が犯人でした

ミステリーは読みなれていないこともあって

伏線にも気付かなかったのかもしれません

「心垢」(しんく)初めて知った言葉です。仏語で煩悩のこと。

知ったからと言って私には使えない言葉です。

「昨夜の焼け空」勿論夕焼けですが、何ていい表現かとおもった。

犯人住職は捕えられて牢死の最後を遂げます

初めての作者、とても新鮮でした。

コメント (14)
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