知多半島・野間灯台 (観光協会HPより)
今日の講座テーマは「尾張藩の黒船対策」
今丁度NHK大河ドラマでは島津藩が
黒船来航によりお台場、大砲作りに大わらわの状況を放送しています。
ここ尾張藩でも図↓のように
七か所の烽火台を作り黒船が現れたとき備えました
雨の日には烽火も役立ちませんから「継立」つまり駅伝のように
陸路走り継ぐシステムを作りました。お城へ知らせるため。
島津のように大藩ではありませんから、財政も技術も足りなく
大砲は海まで届かず、砂浜止まりだったとか。お気の毒。
烽火は狼煙とも書きますがこれは火薬の中に狼の糞を入れたから。
これにより煙が真直ぐに立ちのぼるらしいのです。真偽のほどは?
当時尾張藩藩主は第14代、このお殿様の命でお台場や砲台が
作られました。 城中大騒動が推察されます。
幸い黒船はここまで来ませんでした。 ↓ トサミズキ満開です
二つ目のテーマは「近世・知多地方の農民の暮らし」 (尾張徇行記)
各村落ごとに詳細に述べられていて興味深いですが省略します。