仁、そして、皆へ

そこから 聞こえる声
そして 今

金の生る木Ⅲ

2008年02月15日 14時41分32秒 | Weblog
青山の「ベース」を最初に借りるときのほうが金策は大変だったような気がする。誰が代表になり、保証人を誰にするのかとか、保証金はとか、ヒロムの計画は意外と幼稚で、そんなときにヒデオやヒトミが知恵を出して実現の可能性を図っていたようだ。金のほうはマサルが何とかするといって突然100万くらい持ってきた。どうしてそんなことができたのか、なにか犯罪にでも絡んでいるのではないかと、皆が考えをめぐらしたが、マサルの金銭感覚はいつも皆とずれていて、BOSSジャンが欲しいとケース買いができてしまったり、普通では考えられなかった。それで皆もあまり考えずありがたいといってあっさり受け取った。それでも足りなくて、皆に寄付をお願いした。金の関係ができていくことで僕らは大人のならなくてはいけなかったのだろうか