つれづれに

きままに書きます。
どうぞよろしく。

感動的な映画に出会えて

2008年01月19日 | Weblog
もう一昨日になりますが、素晴らしいドキュメンタリー映画を見ることが出来ました。
最近知り合いになった方がなんとしてもこの映画の自主上映をやりたいと、そして地域を変えたいといわれるのです。
この映画にこそ教育の原点があると。
彼女の人生を変えた映画だそうです。

それで仲間に呼びかけて試写会を開いたのです。

映画の題は「こんばんは」
夜間中学に学ぶ人たちと、先生を写し撮ったドキュメンタリー映画です。

宝石のような言葉がいっぱい輝いているのに、頭に残っていかない悲しさ、シナリオが欲しいと痛切に思いました。

学ぶということは「生きていく力をつけること」

学校に行くことが出来なくて字をかけなかった高齢者が、在日朝鮮の人が、
漢字を、その言葉の意味を、
事実と共に深く理解し、習得していきます。

引きこもりで学校に行けなかった中学生が
母親に短い手紙を書きます。
「ぼくはこくごがすきです。しんぱいかけてごめんなさい」
今は大学受験を目指して勉強中だそうです。

学校はなんでも教えてくれるところ。
学校は楽しいところ。
学校は元気になれるところ。
・・・・・・
学校は勇気を与えてくれるところ。
学校はなつかしいところ。
学校はふるさと。

全部で10項目その一部です。

学校が・・・ところであって欲しいと退職教師の人がいました。
彼女は教師に疲れて、定年前に退職したのです。

これが本当の教育なんだと涙ながらに感想を語った4人の子どものいる母親がいました。

市内を上映することがどんな風に実現できるのか、見た人に与えた感動がきっとその力を生み出してくれることでしょう。
そんな気がしました。