キューバの土産話 少々。

　娘と話したのは短い時間だったので、
ほんの少しだけ。
大雑把なのが残念ですが。

娘が驚いていたのは、日本とキューバは経済力に違いがあるのに、乳児の死亡率も寿命もさして違いがないということです。

　　　　　　　　　　日本　　　　キューバ
GDP（国内総生産）　2位、　　　　70位
　　　
（億ドル）　　　　844000 　 　55180
　　
乳児死亡率/1000人　　2.2　　　　4.7
ちなみに、インド68,アフガニスタン149
寿命　　　　　　　　 79 77

経済力にこれだけの差があるのにです。
他の開発途上国の乳児死亡率は驚くほど高く、寿命は短いのです。

これは何を示しているか、キューバは
貧しくとも、命を守り育てることにかけては、力を注いでいるということです。
予防医学が徹底していて、保健所が住民の健康を見事に把握しているのです。
具合が悪くなれば、診療所、さらには病院に送ってもらえます。
収入や社会的地位などで差別されることはないのです。（VIPがどうかはわかりません。）
何しろ医療は無料ですから。
さらに加えれば、教育費もまた無料です。

きっともっと色々あるのでしょうが、今回はこの位で。

職場では研修参加者に1200字のレポートを出すように言っているようですが、
娘は私費で行ったのに何故出さなくてはいけないのかと抵抗しているそうです。

なんと情けない。
で、スポンサーである私には出すように言っておきました。