つれづれに

きままに書きます。
どうぞよろしく。

ショックはつづくよ~。

2009年02月10日 | Weblog
昨日の朝、東京タワー近くに住んでいる
亡夫の母から電話がかかってきました。
息子は、月曜日の朝は祖母のところに車を
置かせてもらうために顔を出しているのです。
「まだこないんだよ,どうしたんだろうね?」と心配そうでした。

早速息子にメールで確かめました。
「人身事故で身動きが取れない、一応今連絡したけれど、あなたからも連絡しておいて」という返事。

車で実家に向かっていると思っている私はドキドキしながらメールで「あなたがおこしたの?」と尋ねました。*(青ざめ)**(青ざめ)*
これって普通の対応ですよね。

なんて言って来たと思います。
「それだと素敵だ(笑)俺じゃないよ」

??*(困る)*??*(ショック)*??*(驚き)*??
これってブラックユーモアかしら?

前日の借金の話の後だけに私としては複雑な気分なのです。

そういえば前日車は修理中といってたのを思い出したのはこの後でした。
こんな母をからかったのかしら、
でも「それだと素敵だ」はないでしょう。*(ジロ)**(ジロ)*


小春日和から厳寒の冬に戻った気分です。

2009年02月10日 | Weblog
息子のことです。

無事学位取得に必要な全過程を終了しました。
でも予測されたこことはいえ、就職先は見つかりませんでした。

それでも、在学したところの臨時職員に(わずか2年という期限付きなのですが)なれました。

この2年の間に、何報かの論文を書いて、何とかパーマネントの就職口を見つけなければなりません。
国内で見つからなければ、海外に出て行くことも考えなければなりません。
ただこの世界的不況の中で、これまでのように海外に働くポストがあるかどうかわかりませんが・・・・。

昨年の秋には学位取得にも、就職にも暗雲が立ちこめていたことを思えばホッと一息です。

彼はもちろんこの5年間を楽しく遊んで過ごしたわけではありません。
単純な技術習得に明け暮れたわけでもありません。
適切な指導やディスカッションの場があればしないですんだと思われる回り道をしながら、生物現象の解明に挑戦してきました。

なのにです・・・。
ここに来て、更なる衝撃的な出来事を聞くことになりました。
なんと在院中に受けていた奨学金の全額返済をしなくてはならなくなったというのです。
700万円ですって!!。*(ショック)**(ショック)*
これまでの状況から見て、返済免除か、悪くても半額返済で済むのではという話だったのですが。

返済免除のシステムが変わったのは、小泉構造改革以後で日本育英会がxxx機構になった時からです。
私たちの在学中は、国の研究所や教職につけばーーすなわち私企業ではなく公的な職場で働けば免除申請が出来たのです。

今は明らかに育成資金というより貸付になり、利益を受けたものが利子をつけて返すのが当然という考え方になったようです。

700万円と聞いて、さすがに何とかしてあげるとも言えず、「大ショックだね~」の後はしばし沈黙でした。

5年間、借金をして学んだ挙句 借金付きワーキングプアー、これって派遣労働者の条件の比ではありません。

こんな条件で日本の様々な分野の基盤になっていく学問、研究を担っていく人を育てられると思えますか。