つれづれに

きままに書きます。
どうぞよろしく。

相変わらず いいニュースはありません。

2005年12月21日 | Weblog
耐震偽装事件で検察の捜査が関係者、関係機関に入りました。
その陣容から見ても、この事件の規模の大きさがわかります。
一体なぜかくも、大規模な、悪質な偽造が可能だったのか、
国会の証人喚問や参考人の意見聴取では、はっきりとはわかりませんでした。
お互いに責任を回避しているところが見え見えだったけれど、
その責任の質や比重には違いがあるはずです。

ちょっと不思議に思うことがあります。
姉歯氏の淡々とした態度です。
自分の生活のために、何千人もの人の命と
財産を危険に陥れる最初の原因をつくったのに、
いわゆる悪びれるところがない点です。

それから安全に関わる部分まで効率と安上がりであることを理由に
民間に任せてしまう構造改革の危険性が
あまり問題にされていないことも
気になります。

それから、前に言ったことと矛盾するのですが、
人は想像もしないことやられると
対処できないということです。
そんな部分をも今度の事件は含んでいるように思います。

そんな危険ななところで誤魔化すといったことは
普通の建築士には想像できないことでしょう。
だからそういう目では見ないのではないでしょうか。

いいかえると、正直な人は、平気で嘘をつく人のことを見抜けないということです。

すこし雑な分析かもしれませんが。

今日の夕日は特別でした

2005年12月17日 | Weblog
明るく、色鮮やかに、そしてどこか吹きすさぶ嵐があるような、
そんな複雑な西の空が見えた。
木立の向うに、
黄金色の景色が広がっていた。
上空には、輝いた飛び雲が。

撮りたかった、どこかに車を止めて。
あの山の上の空が直接見えるところへ、
行きたかった。
塀を乗り越えてその場所に行きたかった。
でも行けなかった。

わずか2~3分、
あっという間に西の空は輝きを失い、
吹きすさんでいるようなベールも見えなくなって、
平凡な夕方の西の空にもどってしまった。

久しぶりで、あの場所に立てなくなった自分を
寂しく、悔しく思った。

今日はなかなか楽しい一日でした。

2005年12月16日 | Weblog
午前中は、登り窯のある平井まで、作品を運ぶお手伝いを。
そこで聞いたこと、「土は生きていて、発酵するということ」この言葉に感激しました。
酒作りと陶芸という伝統的なものに
共通しているものがあることに感激したのです。

夜は忘年会。村の古い歴史を聞いて大いに盛り上がりました。
でも地主と小作出身で違う自治会にはいるといった差別が
未だにあることをきいて、
自分の住んでいる場所の古さに驚愕しました。