つれづれに

きままに書きます。
どうぞよろしく。

今夜は眠れない!

2009年02月21日 | Weblog
やっぱり夜間中学のドキュメント映画「こんばんは」を見たせいでしょうか。

そのあと話し込んだ今の中学の現状がショックだったせいでしょうか。

そういえばつい先日
東京は、特に人気がなくて、地方にまで先生募集のツアーバスが出ていると
テレビで放映されていました。


もう昨日になってしまうのだけど、
昨夜の教育について考える集いは
思った以上にいろんな人の参加がありました。

丁度、この財政厳しい折、14億などという巨費を投じて一体型小中一貫校を
1校だけ作るという市やそれを認める多数派の議員さんたちの動きに対して、
反対運動が盛り上がっているおかげです。
義務教育に大きな格差が持ち込まれようとしているのです。

集いで見た夜間中学のドキュメント映画「こんばんは」は
何度見ても心奪われます。
本来の学ぶということの意味、そのあり様が心に迫ってくるからでしょう。

いろんな事情で義務教育を受けられなかった高齢者、韓国やアフガニスタンの人、
不登校になってしまった中学生などが夜の中学校に通って来るのです。
生きるために必要なことを学ぶために。

そして最後にテロップが流れます。
・・・・
学校はとても楽しいところです。
学校はなんでも教えてくれるところです。
学校は一番いいところです。
学校は夢があるところです。
学校は宝物です。
学校は勇気を与えてくれるところです。
・・・・
書ききれませんでした。

子どもたちがそういってくれるところであって欲しいと痛切に思いました。

近づくと足がすくんでしまうほど、先生たちにとって苦しい場所になっている学校なんて異常です。

先生が生き生きと学校にいけるようにならなくては、被害を受けるのは子どもたちですから。

失敗、失敗。

2009年02月19日 | Weblog
一日何も失敗がない日が少なくなってきました。
何かを忘れたり、落として壊したり・・、
でもくよくよしないことにしています。ストレスになるからです。

今日は陶芸の皆さんと一緒に
横浜まで世界磁器展を見に行くことになっていました。

何時になく早めに準備が出来たのですが、
このところ全然姿を見せない「口内炎」もちのモノの様子を見に屋根裏に。

耳がチラッと見えて、定位置いるのが確認できましたが、
念のため側まで行ってみました。

薬をのませるときに恐怖感を与えてしまったらしく、
逃げの姿勢をとるものの哀れな声で鳴いています。

抱き上げると鳴いてばかりで、逃げる力もなさそうで、まずい状況のようです。

とりあえず1階まで、抱えておろし、パック入りのすり身の餌をやってみました。
ガツガツ食べること食べること、
どうやら昨日から食べていなかったのではという食べっぷりです。
病院へと思ったのですが、今日は休診日。

とりあえず、予定通り横浜に出かけることにしましたが、
すでに余裕はない時間でした。
バス停に急ぎました。
でバス停で気がつきました。大事なものを忘れてきたことに。
一旦帰宅して、バス停まで戻りましたが、集合時間にはもう間に合いません。

先生の携帯は留守電。パスすることにした旨の電話を入れて、帰ってきました。

急に今日はフリー。
初めて聞く笠木 透さんのCDをバックにネットめぐり。

70才のラブソングの言葉にひかれて買ってしまいました。
70才で集めてみたということのようです。
年の割りに柔らかで伸びる声でしょうか、優しいしみじみとした歌詞が多かったですね。


彼は70才でどんな挫折を味わったのでしょうか?

失敗がプレゼントしてくれたのんびりした贅沢な時間です。

でも新しく投薬された薬のせいか、
睡眠不足のせいか、
先ほどから、睡魔に襲われています。
暖かいホットカーペットのせいかもしれませんね。


気分がよい理由。

2009年02月18日 | Weblog
たった1本の電話が、心を浮き立たせてくれたのです。

それは私たちの小さな会に、小森陽一氏が来て下さることになったことを
伝えてもらえた電話でした。

私たちは教育についての集会を長く続けています。
今年は夜間中学のドキュメンタリー映画「こんばんは」を見ることにしました。
それが20日なのです。
その準備に追われているところです。

当日は時間がないので後日「こんばんは」が問いかけるものといった
テーマで懇談会を開くことにしたのですが、
その懇談会に小森さんが見えるのです。

小森さんは憲法九条を守る会の事務局長さんですが、映画や演劇も大好きで
そちらのつながりから実現することになりました。

一体今の教育はどこが問題なのか、
じっくり話す機会がこれからつくれれば~と思っているところです。


心 ときめいて・・・

2009年02月17日 | Weblog




心ときめくというのはどんな時だろう。

様々なときめきがある。

異性を思うときめきは切なく、そして強い。
ときめきは想う心になり、それは行動に繋がっていくことが多い。
受け止められない想いは、心に辛くそしてしまい込むしかなくなる。
もっと激しい場合は断ち切るというのだろう。
想いあっているようにみえても、行き違っている想いはなお切ない。

自分の夢に向かう思いもまた、心をときめかす。
夢に向かって生き続けられる人は何と幸せで、魅力的だろう。
ただ魅力的だと思えるのは、共感できる夢の時のように思われる。

今日の夕刻、我が家に急ぐ私は繰り広げられる夕景に心ときめいていた。

もうすぐ、太陽が沈んでしまう時。
東の上空は銀鼠色の雲に覆われていた。
山の端に落ちかかった夕陽は言葉もないほどに、すべてのものを、
静寂のなかに、美しく照らし出す。
ありふれた団地のビルでさえ。
滅びの前の一瞬の輝きなのかもしれない。

朝からの病院めぐりですっかり疲れていた私の心はときめいていた。
身体は疲れを忘れ、心は軽い、そう感じられた。
私は、この心のときめきの中で幸せでいられる・・・。
それが嬉しかった。
誰とも共有できない一瞬だけれど、行き違いを悲しく思うこともない。

写し撮りたくて、車を停めてカメラを取り出したのだけれど。
なんとスイッチ・オンの状態で電池切れらしく動かない。

帰り着いてカメラで写した夕景は、先ほどのときめく光景ではなかった。
そうまるで抜け殻のよう。

皆さんに見ていただくのはそんな抜け殻で申し訳ないのだけれど。



ちょっとご無沙汰。映画「チェ・ゲバラ28才の革命」を観て来ました。

2009年02月15日 | Weblog
金~日の3日間、遠出をしたわけではないのですが、ゆっくりパソコンに向かう時間がありませんでした。

金曜日は病院の友の会主催の美術展を見に行ってきました。書道、絵画、写真、手芸、絵手紙と様々な分野のアマチュアの作品が100点近く展示されていました。

私が出品した写真はこれです。

題して花開く、シシウドの花です。
車山近くの湿原で撮ったものです。

土曜日は、やっと映画「チェ・ゲバラ28才の革命」を観て来ました。
キューバに行った時、サンタクララの彼の廟に、ひどく大きな銅像が建っていて、びっくりした記憶があります。
何としても観たいと言うほどの思いはなかったのですが、やっぱり観てしまいました。

コロンビアの医者であったゲバラが、キューバに上陸以後、カストロと共に革命を成功させるまでの彼の武力闘争を淡々と描いていました。
彼らが、負傷した仲間を見捨てることなく行動したこと、ゲリラ戦の最中も読み書き算数を勉強させたこと、住民に危害を加えたものは厳しく処罰されたことなどがわかりました。
あと、ゲバラが喘息を持っていたことは初めて知りました。

正直に言いますと、ゲバラの瞳の清清しさ、彼の優しさに満ちた表情は俳優では表現できないものと思ってしまいました。

さらにキューバ革命の全体の流れと共に
チェ・ゲバラの戦いが描かれていたらもっともっと面白かったのにそれが残念でした。