前回「その4」では、展開系ゲーム理論と”ナッシュ均衡”について掘り下げて述べましたが、結論から言えば、この世の不合理な事は、核兵器開発競争・同業間の過当競争・労使抗争・恋愛関係や夫婦喧嘩まで、ゲーム理論の中の”ナッシュ均衡”でその多くが説明できる。 ナッシュJrが考案した非協力ゲームですが、その中には(戦略形の他に)時間や情報構造を加えた&rdqu . . . 本文を読む
NTTドコモは、サイバー攻撃により2日午前5時半ごろから続いた、Goo検索や”d払い”ショッピング機能などドコモの一部サービスにアクセスしづらい状況が回復したと発表した。 原因は大量のデータを送り付けるDDoS攻撃によるもので、午後4時10分に回復したという。ただ、復旧の対処に伴い、一部のコンテンツの更新などに影響が出るだろうとしている(テレ朝News)。 事実、4 . . . 本文を読む
ここ数年は正月が至極苦痛になってきた。それに、地上波は酒と旅とグルメしか流さないし、BSは未だにショップ全盛で、CHを間違えると婆さんの大声が部屋中に響き渡る。 今年の正月は「孤独のグルメ」や「深夜食堂」や「酒場放浪記」などが特番扱いだったが、酒とグルメにはいい加減吐き気を覚える。更に、アマプラで日本の新作を幾つか見たが、どれも駄作に近いものだった。 そこで、何もする事もなく図書館で借りた「チョ . . . 本文を読む
戦争は良くない。だが、不幸にも戦争は無くならない。もし、戦争の当事国となってしまったら絶対に負けてはならない。つまり、大局を見極め、国家の方針を定め、国民の意識と足並みを揃え、戦争にあたる。 大雑把に言えば、戦争では大局を見極める事が大事で、それが出来なかったら大敗するとの事だが。事実、日本はこの肝心の大局的視点が抜け落ちてた。 だが、石原莞爾の「世界最終戦論」(1940)からすれば、&rdqu . . . 本文を読む
前々回「その1」ではナルシシスト数を、前回「その2」では、完全数について紹介しました。娯楽が少なかった古代ギリシャ時代では、数学と言うより、こうした”(自然)数のお遊び”が大衆の娯楽になりえました。 今で言う”数トレ”とか”脳トレ”と呼ぶのでしょうが、数学が非常に高度で難解な学問ではあるが、数字の神秘性やそのユニークさは時代 . . . 本文を読む