象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

「遠い太鼓」に見る、村上春樹の真の凄さと意外な脆さと

2020年10月13日 04時59分48秒 | 読書
 先日、”ノーベル文学賞は誰がために”で、村上春樹さんの「遠い太鼓」(1990)をふと思い出した。 この作品に関しては、私の”村上春樹論”を大きく変えた一冊として、未だに印象に残っている。昨年の7月ころの記事ですが、加筆して新しく投稿します。悪しからずです。 本の最後に、”37歳で日本を後にし、40歳で日本に戻ってきた。コネも何もなく独り . . . 本文を読む