象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

プーチンが燃え尽きるとき〜「象の消滅」と狂人の消滅

2022年03月13日 09時31分44秒 | 読書
 「象の消滅」という村上春樹の短編小説がある。ハルキストでなくても、有名な短編なのであらすじくらいは知ってる人も多いだろう。 ある日、象が突然消えた。 メディアは”象が脱走した”と大騒ぎするが、脱走でない事は明らかだった。 象の足には鉄の足枷がかけられたままで、鍵は消防署と警察署に預けられている。象の飼育員が逃がした訳もなく、象が通れる程の大きさの脱出経路などもない。更に、 . . . 本文を読む