ガロアの最終論文(#7の1)〜正規部分群のその先に〜第5節 2024年04月05日 14時41分39秒 | エヴァリスト・ガロア 前回「#6」では、ガロアは”体K(r)に群Hが対応する”事を主張した。 これは、ガロア理論の中核にある「対応定理」とも言え、”体Kのガロア群をGとすると、拡大体K(V)のガロア群は単位置換{ε}だけとなる。この時、体Kと体K(V)との間に中間体K(r)があれば、それに対応するGの部分群Hが存在し、またGの部分群Hが存在すれば中間体K(r)が存在 . . . 本文を読む