ガロアの最終論文(#8の1)〜素次数の既約方程式〜第6、7節 2024年04月29日 17時26分17秒 | エヴァリスト・ガロア ガロアの第一論文の中で最も重要なのは、「#7-1」と「#7-2」で述べた第5節にあり、第6、7、8節の内容が述べられる事は殆どない。 つまり、方程式をべき根で解ける事は第5節で完全に解明された訳であり、その後のガロア理論は方程式を離れ、群や体の理論として大きく発展する。故に、現代のガロア理論は方程式の痕跡すら残ってはいない。 方程式を解の置換に置き換えた、対称群としての研究はガロア以前にも成され . . . 本文を読む