
前回”その12”は何と夢の中に、あのハリウッドを代表する美人女優のクレア・ディーンズが出てきた事を書いたんですが。私の50台半ばの生涯で、夢の中に芸能人が登場したのは僅かに3回だけです。
1度目は前述のクレア・ディーンズで、2度目は今日紹介する、松嶋菜々子さんと松たか子さん。そして3度目は大谷翔平(”されど大谷11”)です。かなりの著名な人ばかりですが。夢の中ですが、彼女たちに遭遇できたって事は、ホントに凄い事だと思いますが。
この話ウソだと思ってる貴方、そう貴方は現実の世界で何不自由なく、生きておられる平和な恵まれた方ですな。
この話を信じてもいいかなと思ってる貴方、そう貴方は”信じる者は救われる”と、現実に見放された頑なに神を信じる人かもです。
私が思うに、贅沢な夢を見る人種って、恵まれてない人が多い様な気がするんです。夢を司る神様が脳内に棲み着き、憐れな民にご褒美をあげちゃうんですよ。
エピソード1〜自宅の裏庭にて
という事で、本題に入ります。 30台半ばの頃だったと思う。営業やってた頃で、毎日が怠惰で憂鬱な日だった。何処周っても足蹴にされ、寝る事だけが楽しみだった日々。
その夢の舞台は自宅の裏庭だった。何とそこで、あの松嶋菜々子嬢とバッコンバッコンやってるではないか。まだ彼女が20代でピチピチしてた頃だろうか。私めのイチモツがとろけるあの独特の感触が、未だに脳裏に下半身にくっきりと息づいてる。
時間にして、20秒ほどだったろうか。あっという間の、贅沢な悦楽の夢だった。翌日は1日中その余韻に浸っていた。幸せや快楽は手に入れたり、買うものではなく、描くものだと確信した瞬間だった。
翌日の晩は寝る前に、松嶋菜々子嬢を頭で描きながら眠りについた。当時はまだ若かったから、頭で描いた事が夢に出てくる事はまずありえなかった。夢の神様も私と同様に、気まぐれだったのだ。
エピソード2〜私の目の前にて
何時間経ったろうか、自分の目の前で2人の女性が大喧嘩してるではないか。2人の異常なまでの興奮と激怒する様に、私は完膚なくまま呆気にとられた。
”よくも私の主人に手を出したわね”
”アンタに女としての魅力がないから、こうなるのよ”
”冗談じゃないわ、先に手を出したのはアンタの方でしょ?”
”ああ誘ったのは私よ、でも全てアンタが悪いのよ”
気が動転しながらも、2人を見た。目の前で言い争ってる2人は、何と松たか子嬢と松嶋菜々子嬢だったのだ。
えええええーっ。
設定としては、私は松たか子嬢の旦那で、松嶋菜々子嬢と自宅の裏庭で浮気してたのだ。昨晩の夢は、その”エピソード1”だったのだ。
放心状態の私は、直ぐに2人の前で土下座した。
”全て私が悪いんです。スンマセンです”
”いや、貴方は悪くないわ”と、松たか子嬢。
”そうよ、貴方は何も悪くはないわ、悪いのはアンタよアンタ”と、松嶋菜々子嬢は松たか子嬢に毒を吐く。
私は下を向いたまま項垂れるしかなかった。”嗚呼、ここから早く逃げ出したい。神様、俺をここから開放してくれ”と、心の中で叫んだ。
すると、夢がプツンと切れた。この夢も時間にして20秒程だったか。ホントあっという間の出来事だった。その後、1時間程は放心状態だったろうか。いくら夢とはいっても、昨晩の続きとはいっても、この夢は出来すぎじゃないか?って。
確かに、松たか子も松嶋菜々子も、私は大のファンなのだが。こんな贅沢な夢って許されるのか?
きっと憐れな私に神様が送った、僅か40秒ほどの贅沢で豪華な、季節外れのバレンタインデーの贈り物だったのかもしれない。
夢を見終わって〜たかが夢されど夢
翌晩、私は色気を出し、この夢の”エピソード3”を期待した。しかし続編は、二度と現れなかった。この夢は、私が一番大切にしてる夢でもある。
そう夢は描くものではなく、与えられるものなのだ。
因みに、松たか子さんと松嶋菜々子さんは顔がよく似てると言われてる。私にはそうは思えないが、松さんは控えめで可愛く、松嶋さんは美人で自意識過剰だとされる。
つまり、夢の設定と同じ様に、結婚するなら松たか子サンで、浮気する相手なら松嶋菜々子サンという事になるのか。
夢の中で出てきた2人は、全くそのままの女性だったように思える。
たかが夢されど夢。そう思わせる夢でもあった。神様に感謝感謝ですね。
贅沢な夢って恵まれないの?私あんまり夢見ないけど。
僅か40秒のロマンスって何だか羨ましいな。では、バイバイね。
Hoo嬢は夢見ないんですね。逆に羨ましい限りです。
ところで、シンガポールでは、松嶋菜々子サンや松たか子サンは、有名なんですか?