象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

”脅せば金を出す”アベ病に蝕まれる、不思議な国の日本(20/6/18更新)

2019年06月30日 12時09分12秒 | 腐った政治

 プーチンは、”安倍は脅せば金を払う”と考えている。そして、その通りになりつつある。
 事実、安倍が外国首脳と会談すると、相手国から攻撃される事態が相次いだ。ホルムズタンカー襲撃に始まり、ロシアや中国の領空や領海侵犯、中国のサイバー攻撃に、最後にはトランプの日米安保の破棄発言でトドメを刺した。
 今回のG20大阪でもその兆候は明らかだった。ホスト国の安倍は、イバンカ”無給”補佐官の前でニヤけただけだった(写真)。結局、G20は実質上失敗に終わった。
 最大の焦点である”反保護貿易”は文言に盛り込めず、日露交渉も実質失敗に終った。

 無事に終った事で、成果と見なす日本人も多いが。そんな事なら最初からG20とかやらない方がいい。全くお金と時間の無駄だ💢
 先進国の首脳は、最初から皆が皆腐ってた様に映った。特に米中露英の4ヶ国は、明らかに不貞腐れてた。

 ”会議は踊るされど進まずと酷評された、1814年のウィーン会議の様だ”と揶揄した海外メディアもいた様に、トランプの”日米安保破棄”発言がG20の全てを物語ってた。 


脅せば、謝罪する?

 安倍首相の外交音痴ぶりが存分に発揮されたのは韓国外交だ。
 事実、2015年7月に明治日本の産業革命遺産登録時に、韓国に”日本は徴用工を強制連行しました”と謝罪してる。
 この世界遺産では、日韓双方が相手の世界遺産を承認する事になってたが、当日になり韓国がゴネた。韓国は承認する条件として”徴用工の強制連行を認めて謝罪する”を要求し、安倍は韓国に謝罪した。
 結局、”世界遺産の為なら徴用工の強制連行ぐらい認めたって良い”、と安倍は考えたのだ。逆に、これが韓国に強制連行の言質を与えてしまった。これを”アベ病”と言わず何と言おうか。

 話はこれで終わらない。岸田外相は2015年12月にソウルを訪問し、”日本は慰安婦を強制連行しました”と明言し、慰安婦財団を設立した。事実慰安婦問題では、河野洋平が河野談話で”旧日本軍が関与した”と発言した。
 だが河野は”強制連行した”とは言っておらず”日本軍が関与した”と言ったに過ぎない。
 これを岸田外相が”日本軍が従軍慰安婦を強制連行した”という決定的な発言を行い、韓国に謝罪し、帰国してきたのだ。

 日本軍でも日本政府でも、慰安婦を連行したり働かせた事実はないが、安倍首相の指示でこういう発言を行ったのか。
 ”これだけ謝罪し、お金も払ったから慰安婦問題は解決した”と。つまり、強制連行はともかく、慰安婦は日本が謝る事項ではない筈だ。
 ”脅せば謝罪する”の安倍の悪い癖は、安倍シンパをも苦悩に陥れる。

 当然韓国は、「慰安婦を強制連行」と「徴用工も強制連行」の二枚看板で、反日攻撃を仕掛けてきた。
 以上、「世界のニュース〜トトメス5世」から、思い切り主観を混ぜ、紹介しました。話半分で聞いたとしても、全く笑えんです。

 
脅せば、金を出す?

 世界中は、”安倍は脅せば謝罪して金を払う”と知っており、全世界の国が日本を脅そうとしている。
 日本国を代表し、”外人と本音と論理をぶつけあい、国を守る”のが外交で、友達付き合いは自分の金で引退してからにすべきだ。
 こんなアベがなぜ?愛国者として人気があるのか?これが”不思議な国日本”の実態なのだ。

 日本人は世間体を異常なまでに重視する国民だ。しかし、世間体では国は守れない。愚かにも安倍は、”外ヅラ”を外交に持ち込んだ。
 安倍は一度は心が折れた。当然折れた心は元には戻らない。それ以来、何かある度に謝罪をし、大金をバラまく事でその場を凌いできた。これこそが安倍の”外ズラ”外交の実態であり、限界でもある。
 つまり、日本が舐められてるのではなく、安倍が舐められてるのだ。日本の世界的な評価は決して低くはない。

 ”折れた心”という欠陥を隠し持つ安倍に、国は守れる筈もない。



12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
象転さんへ。 (テレビとうさん)
2019-06-30 14:29:32
(安倍)首相の上には「天皇」と「国民」がいて、更にその上には「米大統領」と「米国民」がいます。
憲法や国連憲章に、「日本の立位置」が明確に書かれているので、従わざるを得ません。

「所謂、慰安婦問題」は、夫婦そろって「新中派のクリントン大統領」の影響で始まり、同じく「親中派のオバマ大統領」の影響でクライマックスを迎えました。「トランプ大統領」になってからは収まりかけています。
後は、「日本国民の民主主義」と「天皇の平和主義」が待ち構えています。

「所謂、徴用工問題」は最初から最後まで嘘で、総てが日本の対応の間違いが原因なので、米国にお願いしても無理だと思います。

どうなる事やら?
返信する
TVとうさん (lemonwater2017)
2019-06-30 15:21:57
政治に詳しいTVとうさんのコメント、とても勉強になります。

ただ素人目に見て、安倍首相はダメだと思う。彼には闘う姿勢が全く見られない。DNAがそうさせてるのかもしれないが

ヒトラーもチャーチルも非情な独裁者でしたが、少なくとも闘う姿勢は立派だった。

それ以上に、アベのアホズラ見てると腹が立つ。
返信する
駄目な奴は駄目 (ぬくぬく)
2019-06-30 15:34:03
一度心が折れても復活する人間はいると思います。
あるいはそんな人間は少年漫画にしか存在しないのかもしれませんが。

しかし安倍晋三は駄目ですね。駄目な奴は駄目。何をやらせても駄目です。最大限安倍晋三に配慮しても内閣総理大臣の器ではありません。

一度目の失敗を糧に二度目の総理登板は上手くやるかもと初めは期待したのですが、上手くなったのはマスコミ・世論対策による支持率の維持と自民党内の派閥配慮の人事だけです。民主党政権の後の政権というのも相当得をしていますね。

参院選で敗北し総理から逐われると良いのですが。
返信する
ぬくぬくサン (lemonwater2017)
2019-06-30 16:27:45
コメント有難うです。

実はぬくぬくサンのブログが参考になりました。結構同じ様に考えてる人が多いですね。

安倍首相の化けの皮が、剥がれ落ちそうな気配ですね。でも今までズケズケと9年間も、国民を騙し仰せて来たもんです。
返信する
外交の安倍w (コウジ)
2019-06-30 19:44:12
>”外人と本音と論理をぶつけあい、国を守る”のが外交で、友達付き合いは自分の金で引退してからにすべきだ。

まさに外交とはこういうことですよね。
カネをバラまけば、感謝はされるでしょうが、それ以上の関係になれない。
敵対していても、相手に信念があれば尊敬される。
カネをバラまき、アメポチの安倍が各国の首脳から信頼、尊敬されるわけがありません。

この人には早くご退場願いたいですよね。
返信する
コウジさん (lemonwater2017)
2019-07-01 02:01:17
コメント有難うです。

G20が終わり、何だか安倍の評価が急落してるみたいです。一度壊れた”モノ”をリサイクルするのは、不可能なんでしょうか。

人気(任期)取りが人気を取る事に殺られる典型ですかね。
返信する
G20無事閉幕? (paulkuroneko)
2019-07-01 09:19:56
安倍首相は人間的にはいい人なんでしょうが。でも見方によっては、G20で大きなトラブルもなく閉幕した事で、安倍首相もホッとしたことでしょうか。

当初習近平は、トランプとは顔を合わせないと噂されてましたが。安倍首相の外面が活きた結果ですか。

でも実際にやってる事は、メディアを操作し、世論を操作し、支持率を水増しし、自民党内の派閥の中でヌクヌクと居座ってるだけですもの。

国民が安倍首相をどう評価するか?日本人がどこまで成熟してるかにかかってます。
返信する
paulさんへ (lemonwater2017)
2019-07-01 11:34:00
確かに、いい人かもしれませんね。
それだけ自民党内には、分厚い派閥が彼を守ってるはずだし、野党が批判した所でビクともしない。

ただ日本の政治制度の悪い所は、総理を止めても議員として残れるから、派閥は生き続けるんです。だから派閥はどんどん腐っていき、政治も腐敗するんです。

先ずここら辺を変えないとと思うんですが。
返信する
転象さん、お久し振りぞなモシ (kouunh)
2019-07-03 09:30:42
最近、また懲りない糞ブログを、暇潰しに再開したぞなモシ。相変わらず、転象さんのブログ内容は品格があり、ハイレベルやネ~。オラは男性ホルモンが急激に低下して、マイブログも劣化が著しく、下劣この上なくなって来てしもたぞなモシ。安倍ぴょんに変な同情を寄せ出したら、お終いぞなモシ。
返信する
kouunhさんへ (lemonwater2017)
2019-07-03 10:52:47
お久しぶりです。ホント懐かしいです。直ぐに復活するとは思ってたので、心配はしてませんでしたが。

たった今、貴君のブログ訪問させて頂きました。相変わらずシビアでユニークで、ハズキルーペ的で、ホッとしました。

そういう私は、最近三面記事ぽくなり、某読者からはしつこく付き纏われ、全くいい迷惑でした。kouunhさんお得意の冗談の回し蹴りを、喰らわせてやりたい程でした(笑)。

全く類は類を呼ぶで、ブログの質が落ちると、読者の質も落ちるんですかね。

でも、イバンカのバカ女、G20では目立ってましたね。ありゃまるで娼婦ですよ。これブログにしたくなった。

という事で、無理をせずに程々にね。
返信する

コメントを投稿