神融心酔 

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茶味的麁相

2013-03-21 | 茶にまつわる文化・芸術
やはり去年12月に台北で購入した『茶味的麁相』(李曙韻著)。
こちらも茶席の写真が豊富で中国語がわからなくても手元に置いておきたくなる本です。
2011年10月初版で既に第四刷を数えています。

私が敬愛する九壺堂の勳華老師も冒頭に推薦文を送っています。
ちょっと哲学的文章で読み解くのは難しいのですが・・・。

著者の李曙韻氏は「人澹如菊茶書院」のオーナーであり、
台湾茶を文化として普及させるべく、
茶藝教室を主宰し、不定期に大規模な茶会を開催するなどの活動をされています
国内外の文化人とのパイプも太く、交流も盛んです。

内容は2008年と2009年に刊行された「人澹如菊」の機関誌『Non Solo Tea』からの転載も多いのですが
茶器についての章「茶席的元素」は著者の美意識と博識が垣間見えて、必読です。

本文より目にとまった一文を。

「茶人とは孤独なものである。
それは独り身やひとりぼっちな人でなければ茶人になれないということではない。
茶人はいつも茶に向き合い、茶杯の中を行き交うエネルギーを感じ、そこに山河があることを独り味わう。
茶人は茶があるがゆえに人と集うことも多いが、逆に茶があるがゆえに孤独となることも多いのである。
(中略)
言い換えれば、孤独とは茶事に入るための精神的な要である。」
(P13より抜粋。拙訳)


写真は先週茶友がお見舞いに来てくださったときのもの。
Hさんお手製のシュークリーム(写真左)、
荷花さんが持ってきてくださったWagashi asobiさんの「しぶやのひよこ」(写真中)。
写真右は最後にいただいたお茶、小梅茶荘さんの雲南金毫(写真右)。
謝謝!



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