神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

ラ・メランジェ ダージリン紅茶紀行 Vol.4 Chamong

2019-07-07 | 茶旅
Chamongは本当に霧が出やすく、いつもうっすらと霞がかかっていて、
全景を見渡すことはできませんでした。
この霧が美味しい紅茶を作る元なんですよね。



街の喧騒から完全に解き放たれた環境。
スパも併設されているので、滞在型リゾートとしても人気です。
スパのマッサージも受けてみたかった!


朝はモーニングティーから始まります。



朝食後はChamongの工場見学へ。
茶畑や小さな村を抜け、谷を更に降りたところにあります。



工場内のトイレ。
女性用と男性用、モデルがいそうな絵は誰が描いたのでしょう?



Chamongグループはアッサムに5茶園、ダージリンに13茶園(HPより)を経営する大企業です。
その中の一つであるChamon Tea Estateだけでも、地図の通り広大です。

工場内はGingと同じように清潔で、機械化も進んでいます。
今回のダージリン茶園訪問で感じたのは、有能なマネジャーの存在と行き届いた工場の管理がポイントかな、ということでした。



こちらでもセカンドフラッシュの試飲をさせていただきました。
ほとんどがチャイナ(中国種)ですが、その中でクローナル(選抜された優良品種を挿し木で増やしたもの)の際だった個性が印象的でした。
私の浅薄な知識では、チャイナは従来のイメージ通りの芳香と滋味と渋みを持ち、
クローナルは華やかな香りが特徴。
蓋碗で淹れると柑橘系のような香りが出るのはだいたいクローナルのような気がします。
Chamongではチャイナとクローナル二種を購入、両種の違いを飲み比べることができそうです。



工場見学ノートにサインをする松宮先生。

とても勉強になったChamong滞在。
お昼には工場を後にし、次の滞在先へと向かいました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ラ・メランジェ ダージリン... | トップ | ラ・メランジェ ダージリン... »

コメントを投稿

茶旅」カテゴリの最新記事