神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

雪青

2004-11-17 | 緑茶(中国茶)
昨日は中国茶サロンの飲むコースに行ってきた。

ラインアップは
雪青(山東省)
白牡丹(福建省)
嶺頭単[木叢](広東省)  
[]内は一語
祁門紅茶(安徽省)
金奨肉桂(福建省)
高山烏龍茶 梨山(台湾)。
特に嶺頭単[木叢]が美味しかった。

雪青は初めて飲んだが、日本茶に似た味わいで香りも清らかな緑茶である。
茶葉は細く縮れており、産毛がある。
戦後の茶樹北上政策を受けて1975年にできたというからまだ新しい。
名前の由来は冬に大雪が降り、その翌春茶葉が蒼々しい緑になり、新芽がたくさん出て、美味しいお茶ができたことから。
このお茶が作られている山東省日照市は中国で最北部の茶区であるが、海沿いの気候がうまく茶作りに作用しているようだ。

初めて飲んだ、と書いたが、実は、去年家人が仕事で山東省に行った際、青島の茶屋で「山東省で作っている。美味しいから」と薦められるままに買ってきたお茶があった。
家人は中国緑茶と言えば龍井くらいしかわからなかったし、名前も中国語を口頭で言われたが忘れてしまったと言う。
(中国に行ったら、とにかくお土産は中国茶をお願い、と言ってあるのだ)
山東省で作られているお茶に関してあまり知識がなかった私は「雲霧茶に似てる?よく分からないけれど、美味しいじゃん」とあっと言う間に飲みきってしまった。

今にして思えば、あれが雪青だったかもしれない。
少し残しておいて、工藤先生に見ていただけば良かった・・。

教訓その1:中国でお茶を買ったりいただいたりした場合は紙に名前を書いてもらおう!ラベルがないことも多い。
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