神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

麗茶 台北お茶の旅 その2 静謐

2014-11-19 | 茶旅
台北3日目の午前中は台北市内の茶館「小慢」へ。

前日の「食養山房」では非日常的な空間で優雅なお茶の世界を体験しましたので、
次は街中の茶藝館で台湾茶道を実体験してもらおうとスケジュールに加えました。

オーナーの謝小曼さんは上海に渡航中でしたので、杉山先生をご紹介いただき、お茶をいれていただきました。
杉山先生は台北在住25年、小曼先生と同門でお茶を学んだ方です。



杉山先生の静かでゆっくりと穏やかな所作。
シンプルで無駄のないしつらえ。
台湾茶道の“今”を直に感じることができました。

茶葉の様子をじっくり見ながら臨機応変に入れる様子―看茶泡茶―は
生徒さんたち、特に中上級の方にはとても刺激的だったようです。

小曼先生の計らいで、プレミアムなお茶もいただくことができました。
南投県仁愛郷の奥万大で作られた希少な有機白茶餅。
普通の白茶に比べると、出だしは地味ですが、煎を重ねるごとにじんわりと甘さが広がっていく感じです。



この日の体験を表す言葉は「静謐」。
忙しい毎日の中で、たまにはこんな風に姿勢を正し自分自身そして客人を癒やす余裕を持てればと思います。

杉山先生、小曼先生、素敵な時間をありがとうございました。


★茶譜★
有機甘露白茶 奥万大 2014
白牡丹 雲南省 2013
有機白茶餅 金萱 奥万大


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