木曽路はすべて山の中…と、島崎藤村の「夜明け前」の冒頭にある通り、
馬籠宿から妻籠宿にかけては深い山の中にあった。
’79年、二科展に初出品、初入選が『妻籠宿・F50号』の作品でした。
一般観光地を描くという事は、絵を描くものにとっては難しいもので、
私が好きな作家の向井潤吉画伯でも、一作品しか見ていません。
もう一人、好きな山下大五郎画伯も信州は安曇野の風景ばかり、
私も二年間ばかり頑張りましたが…。
この作品はB5サイズくらいの水彩とパステルで描いたものです。
現物はありませんので、印刷物をスキャンしました。
もう一度、冬の妻籠宿・旅籠いこまやを描いてみたい。
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