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世界初!人工光合成の実証実験に成功!水とCO2で有機物(ギ酸)ができた!
光合成は明反応(光化学反応)と暗反応(カルビン回路)の2つの段階に大別される。明反応(光化学反応)は光エネルギーからNADPHとATPを合成する過程で、明反応は葉緑体の中のチコライドという円盤状の器官で行われる。クロロフィルが光エネルギーによって活性クロロフィルとなり、活性クロロフィルは水を水素と酸素に分解する。同時にADPからATPがつくられる。また水素はNADPをNADPHに変える。
暗反応(カルビン回路)ではNADPHとATPを使ってCO2とH2Oから糖を合成する過程である。カルビン回路による糖の合成は葉緑体の中にある、ストロマで行われる。明反応は光を必要とするが、暗反応では光がなくても進行するため、こう呼ばれる。ただし、暗所では炭酸固定活性が低下する。
植物が行っている光合成を、化学的にもできるようになれば、地球温暖化の問題や食糧問題、エネルギー問題など、人類が抱えているすべての問題を解決することができるかもしれない。今回、トヨタ中央研究所では、太陽光エネルギーを利用して水と二酸化炭素(CO2)のみを原料に有機物を合成する人工光合成の実証に成功した。人工光合成の成功は世界で初めてだという。
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参考HP Wikipedia人工光合成
豊田中央研究所 人工光合成の実証実験に世界で初めて成功!
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光合成とはなにか (ブルーバックス) |
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人工光合成と有機系太陽電池 (CSJ Current Review) |
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