太陽系は思ったよりもスケールが大きい
海王星の軌道(太陽から約30天文単位=45億km)の外側には、数百天文単位にわたる領域まで太陽系外縁天体が分布している。この太陽系外縁天体の軌道の調査から、未知の惑星質量天体が、50~80天文単位あたりの太陽系外縁部に潜んでいる可能性を示唆する研究成果が発表された。
ただし、この天体は、これまでに存在が示唆されてきた「太陽系第9惑星」ではないようだ。というのも、「第9惑星」の質量は地球の約10倍、太陽からの距離は500~700天文単位と推測されているからだ。この第9惑星も太陽系の最遠に位置するセドナなど6つの太陽系外縁天体の軌道を調べ、コンピューターのシミュレーションで予想されたものである。
太陽系は我々が思っているよりもずっと壮大で、さまざまな天体が存在しているらしい。それにしてもなぜ、これらの天体は発見されることなく、秘密のベールに包まれているのであろうか?
続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/
参考 アストロアーツ: 太陽系外縁部に歪み、未知の惑星による影響の可能性
NHKスペシャル 宇宙 未知への大紀行〈3〉百億個の太陽 | |
クリエーター情報なし | |
日本放送出版協会 |
未知の惑星をさがせ! ハーシェル ティティウス・ボーデの法則 (おもしろ科学史ライブラリー) | |
クリエーター情報なし | |
あかね書房 |