月には水が存在するしかも大量に?
月に水が存在することは、最近の研究で分かっていた。だがそれは、南極や北極に当たる太陽の光のあたらない場所に限られていた。ところが今回、月の水は月面全体の表面下に存在することがNASAの発表で明らかになった。いったいどうやってその存在が分かったのだろうか?
2008年10月、月の南極点近くにあり、氷があると有望視されていた「シャックルトン・クレーター」内部の撮影に、日本の月探査機「かぐや」が世界で初めて成功した。だが、当時の宇宙航空研究開発機構(宇宙機構)などの画像分析では、氷になった水の層を確認できなかった。
シャックルトン・クレーターは月の南極点に近接し、内部は太陽光がほとんど当たらず、極低温とされる。米国が過去に打ち上げた衛星によるレーダーを使った実験では、このクレーターに水氷があるかもしれない...とされた。存在が確認できれば、人が生活するのに欠かせない水を現地調達できるため、月面基地を建設する場合の有力候補地と目されていた。
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参考 National Geographic news: https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/041700233/