ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

リアルに怖い。

2007-06-18 18:37:36 | 日記
F1アメリカGPが「う~ん」な感じだったので(カナダみたいなことがそうそう続く訳ないとは思ってましたが)、気を取り直して大ちゃんのネタを幾つか。

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まずこれ↓
JOCサイトのアスリートメッセージ。
いつも思うけど、冷静だ。銀メダルという「結果」は嬉しい。でも演技の内容自体には、まだまだ満足してないのね君は。それにしても、ホントに大人の顔になったなーと思います。トリノの頃に「まだ甘い感じがするな」と思ってただけに、感慨深い。
演技に関して、「その時感じたままに演じる」という発言が興味深いです。点数の基準になるのは「形」だけど、表現の本質は形にはない。そしてその本質も、時と共に変化して行く。
彼が決められた振付けをこなすだけの人ならば、私はこんなにも彼に魅力を感じることはなかっただろうと思います。

それとこのローカルなニュース。
倉敷ブランドPR 「大使」に高橋大輔選手
元倉敷市民として、地味に嬉しいです。ブランド大使って具体的に何やるのか全然分かりませんけど。
でも倉敷のお土産って、一昔前はい草と備前焼(備前焼はホントは倉敷じゃないけど、倉敷界隈でやたら売られてるので)ってイメージだったんですが。最近は帆布とか児島のデニムとかで、もうちょっとお洒落なイメージが出来てるかなーと思ってた所だったので。
大ちゃんみたいな若くてお洒落な男の子がイメージキャラになってくれるのは大歓迎です。ていうか、児島のデニムと大ちゃんのコラボが見たい(具体的にどんな形でとか全然考えてませんが)。
…といいつつ、「倉敷ブランド」の実際の品目ってこんな感じだ…。
まあ、地元の伝統の文化と産業は大切ですから。ふるいちのぶっかけ久々に食べたい…。

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で。今回一番ネタにしたかったのは、新潟のCOIでお披露目されたという新しいEX。
「すぽると」でサワリだけ見た、第一印象。

「恐っ!」

……CM前に一瞬だけ、フィニッシュの所が映ったんですが。何の疑いもなく「あ、殺人現場だ」と思ってしまいました。血に染まった両手を暗い目で見つめていた犯人が、ふと目撃者の存在に気づいて顔を上げるという、そういう場面だとしか思えなかったんですよ。
そうなると何かもう、無性に怖くって。スケーターが演技でやってる目つきじゃないですもん。あれ、完璧本気の眼だったですよ。何で殺しちゃったんだろう、そこに至るまでに一体どんな葛藤や心の暗闇があったんだろうとか、これ目撃して「見たな」とか言われたら、絶対生きて帰れないだろうなあとか際限なく想像が膨らんで行っちゃって怖くてしょうがなかったです。
で、同時に楽しかったです。無印の「バイオハザード」初めてやった時の、恐怖が快感に変わった瞬間を思い出しました。

そう言えば、「ノクターン」も怖いんですよね、リアルに。私に取っては。普段は見えない世界の深淵がそこにあって、「見る?」って聞かれてるような。正直、見たくない。その存在を一生知らずにいられるならそれが一番幸せで。でもそれがそこにあって「見る?」と聞かれてしまったら、もう忘れることはできない。怖くて見れないけど、それがそこにあるのを知ってるだけで、もう、怖い。

なんかそういう大ちゃんの怖さを、久々に思い出してしまいました。試合じゃないとこういうことをするのかな、この人は。

全貌を見るのが楽しみです。JOCのインタビューにもあるように、その時々によってこれからも変化して行くんだと思いますしね。
FOIのチケットが取れたので、生ではその時に見れたらいいなーと思います。その前にDOIのTV放映ですかね。
ステップなんかは短過ぎてよく分からなかったんですが、何故か裸足で踊っているようなイメージを感じました。スケート靴を履いているようには思えなかった。
楽しみ楽しみ♪

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それにしても、マクラーレン独走入って来たなあ…もっと混戦になると思ってたのに。がんばれフェラーリ。ていうかキミ!