ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

F1ベルギーGP・快晴のスパ

2007-09-17 23:18:14 | F1
何やらコースの外が騒がしい昨今。

前回、傍で見ていて気の毒になるくらいがっくりしていたフェラーリが快勝。ドライバーズポイント的に、ここでコケると絶望的だったキミが優勝して望みをつなぐという。 
まるで絵に描いたような展開だなーと思ったんですが、コースとマシンの相性から予想できることではあったらしい。コースの特性ひとつで有利不利がここまでひっくりかえるってことは、逆にそれだけ今のフェラーリとマクラーレンの力が拮抗してるってことなんでしょうか。
ていうか、2強が突出してしまって、他のチームがおいてけぼりを食っている…。

ここに来てコンストラクターズは
1.マクラーレン 192P
2.フェラーリ 161P
3.BMWザウバー 90P

…となるところ、スパイ疑惑云々で有罪判決を食らったマクラーレンのコンストラクターズポイントが剥奪されたため、
1.フェラーリ 161P
2.BMWザウバー 90P
3.ルノー 39P

…となって、タイトルはフェラーリに決定したようです。でもマクラーレンのドライバーズのポイントは残ってるから、2人を足せばマクラーレンのポイントも分かる訳で…素直に喜びにくいタイトルかも知れません。
それにしても、こうやって改めて見ると、ザウバーのがんばりが光りますね。

一方、ドライバーズポイント。
1.ハミルトン 97P
2.アロンソ 95P
3.ライコネン 84P
4.マッサ 77P

ハミルトンとアロンソが2点差で、いよいよガチの勝負になって来ました。チームメイトが最大のライバルとなります。今までもそうだったけど。
そしてトップと13点差のキミもまだタイトル射程圏内。13点差は決して小さくはないですが、でも一方が1位チェッカーで他方がリタイアなんてことにでもなれば、1レースで一気に10点の差が付いたり消えたりするのもF1なんですよね(去年の鈴鹿がまさにそうだった)。残り3戦、まだどう転ぶか分からない。かも。
…とは言え、今年のマクラーレンは壊れないからなあ…。
ハミルトンが現在トップにいるのも、優勝回数が多いからではなくて、地道に拾った2位3位のポイントが効いてる訳だし(勝ち数だけだと、キミ&アロンソの方が多いのね実は)。
改めて見直したら、今年は今までの所、2台揃って全レース完走してました。あり得ねえ。

ドライバーがどんだけがんばってもどうしようもない所でいきなり壊れるのが今までのマクラーレンだったのに。それでミカがあんだけ苦労してたのに…ズルいわズルいわ(←逆ギレ)。