ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

OVA「戦闘妖精雪風」OPERATION2・3・4

2006-07-29 17:18:37 | アニメ
最終5巻が近所のツタヤにありません。さて、どうしたもんだろう。

1巻だけで「雪風〈改〉」の内容を済ませて、2・3・4・5は「グッドラック」をやるのかと思っていたらそうでもなく、「インディアン・サマー」のネタが3巻に入ってたりします。とは言え、時系列が違えばエピソードの持つ意味も根底から違って来る訳で、こういう使い方をするんならトマホークの心臓ネタは必要なかったんじゃないかと思うんですが。

それはともかく、アニメ見たあとひさびさに原作の方を読み返したら、零がよくしゃべる男で驚きました。そう言えば、神林さんの書く主人公って大抵は口の減らない男だった(でもそこが好き)。しかも理屈っぽい。ああ言えばこう言う(でもそこが好き)。
それに比べると、アニメの零はあからさまに病んでる感じ。もう、暗い暗い(笑)。彼の精神の特殊性を分かりやすく伝えるためのデフォルメなんだとは思いますが。

ところでこのアニメのヒロインって誰なんでしょう。
(1)エディス・フォス大尉
(2)リディア・クーリィ准将
(3)リン・ジャクスン
(4)マーニィ
(5)雪風
ポジション的には(1)のフォス大尉なんだろうけど、どうもキャラ的におばさん二人に食われてる気がしてしょうがない。クーリィ准将はアニメでも原作でもカッコいいなー。
あと(4)のマーニィは原作とかなりイメージが変わってたのが印象的だったのでエントリーさせてみました。
でもやっぱり真のヒロインは(5)の雪風様ですね。
ワガママで利己的。でも美しく華麗に空を舞う風の女王。最強。無敵。零は雪風にぞっこんです。1巻のラストはどうみても、零が女に捨てられた男にしか見えません。
それが一転3巻や4巻では、フォス大尉「零と雪風の間には、私入って行けません……」なラブラブカップルに。

アホなこと色々書いてますが、リアルな戦闘シーンは相変わらず楽しかったです。雪風のあり得ない動きがたまりません。
小説みたいな密度の濃いネタを、映像作品で忠実に再現するのは多分普通に無理なので、これはこれでいいかなと思います。


……一番残念だったのは、桂城少尉が出て来なかったことです。まさかトマホーク・ジョンが出て桂城くんが出ないなんて(涙)。

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