ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

今週のセイザーX

2006-03-18 23:38:25 | 特撮
乙女心か、地球の未来か。
第四の将軍、雷将軍登場。これで四属性揃うのかーと思ったら……

なんかこう、実物は、予想の範疇を激しく超えていた。

三線片手に島唄を奏で、平和を訴える可憐な美少女(※着ぐるみ)
一万年前の伝説を信じ、運命の人との出合いを夢見る美少女(※着ぐるみ)
運命の人だと信じた相手に、健気に想いを打ち開ける美少女(※着ぐるみ)

「もしかして三角関係?」「恋の悩みを相談するために呼んだの?」
「たっくんサイテー」「サンダーラさんに失礼だと思う」
「彼女、本気だったもんね」
ケインとレミーは何の疑問も持たずにラブコメモードに突入するわ、アドは地球の未来のために拓人を人身御供にする気満々だわ。

ブレアードさんの建前「お前と決着を付けるためだ!」
ブレアードさんの本音「納豆御飯食べたい」
どうせ俺は素直じゃない。

戦いは嫌いだといいつつ、いざ戦うとかっこいいですねサイクリさん。
無駄な争いを避けるためなら、炊事係くらい私がやりましょう、な所が心意気。
一方のアクアル様は、思いっきりわざと味方を狙っといて「ごっめーん♪」で済ませる所に萌えました。

殺陣はいつもながら気合入ってます。今回は人数も多くて大満足。
特に久々に見た三将軍の派手な動きが良いですねー♪

しかし話自体は、この先なにがどうなるのかさっぱりわかりません。

スーパーアグリってよく考えたらすごいチーム名ですね

2006-03-18 21:29:04 | F1
苗字じゃなくてファーストネームを、なんの衒いもなく「スーパー」と言い切ってチーム名にできる人なんてこの人くらいかも知れない、と思うと、なんだか偉大な人のような気がして来ました。>鈴木亜久里氏
真面目に「チームスズキ」とか付けられたらそれはそれでアレだけど。スズキホンダってそれどんなクルマですか。

で、今回気になったのは2ndドライバーの井手有治氏です。国内レースはチェックしてないのでどんなドライバーか分からないんですけどね。亜久里氏が言うには、「日本のトップドライバーがF1でどれくらい通用するのか見てみたかった」んだそうです。
それでよく考えたら、トラや信ちゃん以降、FポンからF1に来る人って最近あんまり見ないなーと思ったわけですよ。琢磨は海外進出組だし。
そう言えば昔、「国内最高峰のFポンでタイトル取っても、それより上に行けない現実がある」とか書いてた雑誌があったような(うろ覚え)。

もしかして、現状、
Fポンで勝ってもF1には行けない→有望若手ドライバーの国外流出→Fポン盛り上がらない→日本のモータースポーツの衰退
……になりかねない所を、「Fポンでがんばったら、スーパーアグリでF1デビューできるかも!」というルートを作ったことで、
Fポンで頑張ればF1に行ける→みんなFポンで頑張る→Fポン盛り上がる→国内モータースポーツ全体の底上げにつながる
……に変えようとしている、なら実は結構意義が大きいのかもスーパーアグリ。
考え過ぎですか。そうですか。

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自分のための覚え書き・その2
1-2 ルノー/アロンソ&フィジケラ(コヴァライネン)
3-4 マクラーレンメルセデス/ライコネン&モントーヤ
5-6 フェラーリ/シューマッハ兄&マッサ(バドエル)
7-8 トヨタ/トゥルーリ&シューマッハ弟
9-10 ウィリアムズコスワース/ロズベルグ&ウェーバー(ブルツ)
11-12 ホンダ/バトン&バリチェロ(デビッドソン)
14-15 レッドブルフェラーリ/クルサード&クリエン
16-17  BMWザウバー/ビルヌーブ&ハイドフェルド
18-19 ミッドランドトヨタ/モンテイロ&アルバース
20-21 トーロ・ロッソコスワース/リウッツィ&スピード
22-23 スーパーアグリホンダ/佐藤&井手
※3rdドライバーの情報が不足しています……

F1第1戦 バーレーンGP

2006-03-14 23:04:07 | F1
ミカ・ハッキネン引退後、実はあんまり見てなかったF1。
別にミカ「だけ」を目当てに見ていた訳じゃなかったけど、やっぱり10年以上おっかけしてた人の抜けた穴はデカかった訳で。
ミカ引退後はしばらくシューマッハ独り勝ち状態でしたしね。そういうのって、当のシューマッハのファン以外にはちょとつらい。
それでも去年の鈴鹿を久々にテレビ観戦したら、若手が台頭して来て中々面白そうなことになってて、こんなんなら最初から見とけば良かったと思ったり。
(ていうか、アロンソって誰?)
……なんてことを思ってる内にトリノオリンピック。開会式で登場した真っ赤なフェラーリ。一糸乱れぬピットクルーの作業。彼らの期待を背負ってコースへ出て行くドライバー。冷気を切り裂くエキゾースト・ノート。
ああ、やっぱり私F1好きだわ、レーシングカー最高だわと久しぶりに思ったものです。
ありがとうトリノ。

そんな訳でバーレーン。
すっかり定着してしまった永井くん。
オープニングに地味にミカ登場。良かった忘れられてなかった……。
ところでバーレーンってどこ? なんで砂漠にサーキットが?!

とかなんとか言ってる内に始まるフォーメーションラップ。ひさびさのこのトキメキ。ゆっくりとサーキットを一周し、スターティンググリッドに並ぶマシン。期待に胸が高鳴る中、ゆっくりと点灯されるレッドシグナル。それが一斉に消えると同時に、猛然と飛び出すマシン。最初の第一コーナーを征するのは誰だ?!
……あー、これよこれこれこの感じ。これだからレースはやめられない。

実に熱いレースでした。
無気味に復活して来たシューマッハと若きディフェンディングチャンピオン・アロンソの新旧チャンピオン対決は火を吹くようなガチバトル。
畜生、悔しいけど強いね、アロンソ。『速い』というより『強い』って印象。勝負どころでガンガン攻めて行く辺りが末恐ろしい。

末恐ろしいと言えばルーキー、ニコ・ロズベルグ。お父さんのケケ・ロズベルグと言えば、私的には「ミカがお世話になった人」です。その息子さんが数年前から頭角を表し出したらしい、とは聞いていたのですが。「親の七光りとは言わせねーぜー!」とばかりにこちらもガンガン攻めまくって七位入賞。デビュー戦にして強烈なインパクト。
ヒゲとサングラスを装着したら、パパそっくりになりそうです。

一方、予選のクラッシュが原因で最下位からのスタートとなったライコネンも、怒濤の追い上げて三位表彰台ゲット。なにげにカッコいいよ、あんた。
やっぱり今年も私的イチ押しはフライング・フィンで。
メタリックにぴかぴかしてるマクラーレンのマシンもカッコいいですねー。

そして。
フジテレビが今回、フェラーリよりもルノーよりもマクラーレンよりもフューチャーして大々的に取り上げていたスーパーアグリ。本家ホンダより扱いがデカい。
やっぱり日本人ドライバーの存在が大きいんだと思いますが、チームのおかれている状況を思えば、最下位は覚悟の上。ほとんど「車がコースを走ってるだけで奇跡」に近い状態ですよ。

ていうか、去年まで日本人でほとんど初めて勝てるマシンに乗れてたんだけどな、琢磨……去年の結果がアレだったもんだから……orz……まあ、過ぎたことは仕方ありません。

この厳しい状況の中(ピットクルーの動きが、他チームに比べてあきらかに慣れてなくてあわあわしてたしね……)、18位完走は立派でした。
今後も我慢のレースが続くとは思いますが、長い目で見守らせて頂きます。

それにしても、しばらく見てなかったもんだから完璧浦島状態ですよ。
新しい予選のシステムがさっぱり理解できなかったので、これから雑誌読んで勉強します。

以下、自分のための覚え書き。

ベネトン→ルノー/ルノー
フェラーリ/フェラーリ
マクラーレン/メルセデス
BAR→ホンダ/ホンダ
トヨタ/トヨタ
ウィリアムズ/コスワース
ジャガー→レッドブル/フェラーリ
ザウバー→BMWザウバー/BMW
ジョーダン→ミッドランド/トヨタ
ミナルディ→トーロ・ロッソ/コスワース
(アロウズ→)スーパーアグリ/ホンダ

そろそろ終盤ゾイドジェネシス

2006-03-13 23:13:07 | アニメ
クライマックスを控えた急展開。
ここ3回は正に圧巻。
ソラシティの落下。機械兵に隠された衝撃の事実と、ザイリンの離反。そして歴史的和解。

ソラの落下。それは神の高処にいて戦争をコントロールしようとしていた者たちの、神の座からの失墜。
そして、新たな神になろうとするジーン。

機械兵の真実。
番組開始当初から、あの異様な姿に疑問を持ちつつ、いつの間にか慣れて来て「まあ、そういうもんなんだろう」と思っていたら……。
ザイリンの慟哭が痛々しい。

ついでにCGになって復活したゲオルグも。ブリキの玩具みたいな外見や、セルの他キャラから明らかに浮いた動きは、一瞬笑った後でゾゾーとする感じ。
特に「明日は我が身」と思ってしまったゴザイルくんたちにはさぞかし恐怖な体験だったことでしょう。

ザイリンて裏の主人公なんですよね。単なるライバルキャラなら「帰郷」の回は必要なくて、寧ろルージと対比させるためには「ディガルドの貴族の息子」とでもすればいい所。そこを敢えてディガルドの支配を受けた村人の一人、という形でルージとクロスオーバーさせている所が。
長く引っ張って来た伏線がぴったり嵌る瞬間はなんとも言えません。

そして、ディガルド軍人(良識派)との和解にテレビ中継を使う所が心憎い演出です。
勧善懲悪の絵空事なら敵をせん滅してめでたしめでたしだけど、現実の戦争はそうはいかない。どこで鉾を収めるか、その辺を探り初めた感のあるボラー少将(ようやく出番が……)とラ・カン。
実際、今迄戦って来た相手を許すのも辛いと思うけど、自分達が残酷な悪事に加担して来た事を思い知らされる方はもっと辛いんじゃないかと思います。

ボラーがザイリンの「先生」であることも上手く活きてます。教え子たちから慕われているからこそ説得力がある。
そしてボラー少将と、討伐軍の旗頭であるラ・カンの握手。そして両軍のエースであるザイリンとルージの握手。
そのインパクトのある映像で説得する辺り、映像の世紀である現代の戦いを象徴しているような気がします。

そして、自身の恨みつらみより、未来を選んだルージくん。
彼はこういう時一貫して、非常に大人の判断ができる子なんですよね……。

そして、ゲオルグとの壮絶な戦いの果てにラ・カン倒れる。
(槍を口でくわえてぶっ刺すソードウルフかっこ良かった……)

戦いは最終局面へ。

そして今週のスーパーヒーロータイム

2006-03-13 22:17:16 | 特撮
GAROの録画に失敗してしまった(涙)

■ボウケンジャーここまで振り返って

○不満点
・設定段階でのキャラ立てが半端な印象。特に男三人は、見た目も同じ系列。
・風のシズカ。ギャル系女幹部は飽きました。ナイメアみたいなインパクトもないし。黄色とも被ってるし。コスチュームも今いちだし。
・女子のミニスカは論外ですが、男子のパンツもよく見たら動きにくそう。基地内にいるときは良いとして、ミッション中はボトムだけでももっと動きやすい格好に着替えて欲しい。
・ミスターボイス、お子様向けなのかシリアスなのか、どっちかに決めて下さい。ていうか、よく考えるとかなり嫌な組織だな。苦渋の決断て感じじゃなく、当たり前みたいな顔をして部下の命を犠牲にする所では働きたくない。
・ものすごくどうでもいいことなんですが、折角フルバケのシート装備してるんだから、5点式ハーネスも着けて欲しいなあ……。実際、ハーネスないと運転しにくいだろうし。

○よい点
・メカ描写にコダワリを感じる。今後も是非この調子を維持して頂きたい。意味もなく入ってる「ぶいーん」って排気音のSEがツボ(笑)。
・とりあえず、赤のキャラ立てとしての今回の話はよく出来てたと思います。
・『悪を倒す』ではなく、『宝を手に入れる』というアプローチ、入れ代わり立ち代わり出て来る悪の組織は、ちょっと『ジライヤ』に通じるものが。戦隊としては新鮮?

……ていうか、戦隊のフォーマットもだいぶ自由度が高くなったなあ……という印象。あと、超星神の影響をすごく感じます。ドリルとかドリルとかドリルとか。


■カブトここまで振り返って

ワームに謎が多すぎることと、天道にも謎が多い(そもそも、どこでベルト手に入れたの?)ことなんかがあって、未だに話の構図とかテーマとかが見えて来ません。
それでも面白いから見てるんですけどね。
ひよりの絵とか、冒頭のモノローグの意味もその内明かされるんでしょうか。

……ていうか。この話のテーマって、もしかして「天道」?!

……と思う程、主人公のキャラが強烈です。前にも書いたように私的には、天道のお婆ちゃんの思想自体は至極真っ当だと思うんですけどね。お婆ちゃんの思想を体を張って伝導する男・天道の物語……か?。

そして第二のテーマは「食」。これからは、料理上手がデキる男の条件です。

それにしてもザビーの造型(キャストオフ後)、リアルに蜂ですね。結構マジで恐いです。夏の庭でスズメバチに遭遇した時の、恐怖の記憶が蘇ります。

そしてやっぱり、超星神の影響を感じます。調和とか調和とか調和とか。
シャドウも考えようによっちゃ月光っぽいかも。