りとるふぁーむ~ベジ日和☆ 富山で食育を楽しもう!

富山県在住!楽しく食育活動中
氷見の事、子ども達と楽しいベジフル生活を書いています
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山菜『こしあぶら』

2009-04-28 05:25:06 | 野菜・果物
さて、これはなんでしょうか?



職場に「ご自由にどうぞ」と置いてあったので、
初めて見る植物でしたが、どうも野菜か山菜のようだったので持ち帰ってみました。

調べてみると…
山菜のこしあぶらでした。

といっても、私はよく分からなかったのですが…



こしあぶら
別名:コンゼツ、ナマドウフ、イモノキ、アブラギ、アブラッコ

★特徴
こしあぶらは、最近特に注目され人気のある山菜です。
全国的に分布していて、地下茎を伸ばして増えていくため、一面に群生しています。
形だけでなく味の方も「たらのめ」と似た風味ですが、たらのめより柔らかい感じの味です。

木肌は若木のうちは灰白色で、幹は真っ直ぐに伸び高さ3~20mにも達します。
葉は互生し、長い葉柄があり、3~5小葉からなる掌状複葉で、
小葉のへりにはトゲ状の鋸歯(きょし)があります。
葉は薄いですが、その質感は固く、葉裏の脈のところに淡渇色の軟毛があります。

8月頃、枝の先に淡黄緑色の細かい5弁花が咲きます。
球形の実を結んだ後、秋に実は熟し黒紫色の液果となります。

こしあぶらの木材は、なめらかで彫りやすいところから彫刻の素材にも使われています。
中でも山形県米沢市の民芸品、笹野一刀彫りは有名です。


★名前の由来
「和名抄(わみょうしょう)」(932)には「金漆」の漢名で載っていて、
和名としてコシアブラと記されています。
この木から樹脂液を採って、それをこして塗料に用いたことからこの名になったと言われています。

★採取 
生えている場所もたらのめと同じような場所で、たらの木があると、
こしあぶらの木も近くにあったりします。
アクがたいへん強いので、まだ葉の開かない若芽・新芽を採りましょう。
絶対量が少ない為、確保するのが一番大変な山菜でもあります。

★料理
洗わずに根本を少し切って、はかまを取って調理します。
若芽には脂肪とタンパク質が豊富に含まれていて、
天ぷらにすると脂肪質の味がしてコクがあり、実に美味しいので知られています。

(山の幸市場HPより)



見れば見るほど、とってもキレイな芽です
高級料亭に出てきそう・・・

という事で、天ぷらにしてみる事にしましたぁ。
だって、山菜っていったら天ぷらですよね



薄い葉なので、天ぷらにするとサクッとしていて、甘みがあり、
ほのかに山菜特有の青みのある味もしました。
とっても美味しかったです

オトも好きだったみたいですよ。喜んで食べてくれました。
(子供らしからぬ奴・・・


またひとつ山菜を覚えましたぁ
こしあぶらは天ぷら、ゴマ合え、おひたしと何でも出来るようですよ。
今度は何にして食べてみようかな
今度出会えた時が楽しみです。