TBA

(仮)

両方大事

2019-08-29 | 本と雑誌

 

きょうはきのうにもまして空気が重い。

しんどい。

雨も降らないのに湿気が多い。

からっと暑いほうがまだよかった。

 

関係あるのか知らないけど野菜が高い。

キャベツ300円以上もしてたからスーパーはしごしたら、もっとしんどいし。

なすもきゅうりも高いような。

なんとか安いところを探すけれど、その労力もむだなような気がする。

 

「おじゃる丸」前回録画するの忘れた回。

高校野球があったりして、

長いあいだ待ってきょうやっと再放送だったのに、

予約するの忘れたみたい。

なんかすごくがっかり。

だから高校野球なんて嫌いだ。高校野球のせいではないけれど。

 

高校野球といえば「忖度」をあれだけ批判しておいて忖度。

国旗を掲げると危険な目に遭いかねないような国、というのは、

そもそも、もう平和的な交流ができない国、ということではないのかな。

 

 

「見果てぬ日本 司馬遼太郎・小津安二郎・小松左京の挑戦」を読む。

たまーに名前を見かけるので、ちょっと読んでみようかと。

 

電車から降りたら風景が変わってた、とかいう、

よくわからないこどもの頃のエピソードで出鼻をくじかれる。

降りる駅まちがえたんちゃうのかなあと思ってたら、そのとおり。

 

こんな感じで本筋と関係あるのかどうかわからない、

もっとややこしい引用なんかもあって読みづらかったけど、

そういうのの対処に慣れればさくさく。

 

ほとんど読んだことがないので、最先端の科学との付き合いかたなど、

小松左京さんのところがいちばんおもしろく読めた。

科学は進歩していく。多少の危険があったとしてもそれは止めようがない。

ならばうまく利用していくしかない。

「先送り」はまちがっていないのだから。

 

司馬さんの小説はほとんど読んでるので、

ちょっとむりやり自説をねじ込んでるような気もしないでもないけれど、

騎馬民族や海洋民族の自由さにあこがれてたっていうのはなるほどという感じ。

「土地と日本人」で唐突に感じた土地公有化論の意味が、

ちょっとわかったような気がした。

 

自分の才覚で世の中を渡り歩く。

それは簡単なことではないからあこがれの対象でもある。

寅さん映画が人気があったのもたぶんそう。

でも、そういう人たちが自由に生きられるのは、

一方で地道に大地に根を張って暮らしている人たちがいるおかげ。

キャベツ300円が高いって言ってる場合ではない。

だからといって、土地に執着しすぎるのもよくない。

 

地方で土地に根付いてくらしている人たちが保守的で、

都市を渡り歩いて暮らしている人たちがリベラル的なのもなんとなくつながるような。

どっちがいいというわけではなくて、バランスが大事なんだろう。

 

いっときNHKがたくさん放送してくれてたときに、

黒澤映画はほぼ見られたけれど、

小津さんのはタイミングが合わなくてまだ1本も見たことがない。

ので、小津さんのパートはよくわからなかった。

 

 

「彼方のアストラ」

胸クソ会議からまさかの展開。

『自分じゃどうにもできない問題は悩んでる時間がもったいない

 どうやったら楽しくできるかを考えたほうがいい』

いい言葉。

 

でも、キトリーとフニシアまではわかるけど、

全員が…ってことになると、

世界的な賞を獲った方のものと似たような感じになりそうなので、

なんかもうひと山あるんだろうかな。

 

前半の胸クソにくらべたら、ラストはそんなに…

「シックスセンス」見てないし。

 

 

「かりそめ天国」のゴールデン進出。

まあ、がっかりではあるんだけど、久保田アナがあんだけ喜んでるんだったら、

これからもがんばって見ようかな、と。

打ち切りかもとかアシスタント交替かもとか、いろいろ考えたんだろうな。

 

コメント
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