定年後は年金が無ければ食ってはいけぬ。年金を受けるためにはそこそこ準備が必要。年金の受給権は60歳の誕生日の前日に発生する。手続きは翌日以降に行う。送られてきた年金申請書類に必要事項を記入する前に必要書類をそろえる。なぜか分からないが、住民票などの必要書類は誕生日過ぎてから取りに行かなければならない。
一生サラリーマン、配偶者が専業主婦の場合のそろえるべき書類は次の通り。
1.戸籍謄本(本籍地の市役所。取り寄せも出来る)450円
2.住民票(住んでいるところの役所)年金申請の場合無料だった
3.配偶者の納税証明書(無収入なので、その旨の証明してもらう)
さらに退職時に会社に提出する書類に添付用が次の3つ。
1.確定拠出年金提出用 印鑑証明 300円
2.企業年金基金提出用 住民票 年金用と言ったら無料だった
3.健康保険組合提出用 住民票(コピーでよかった)
時期がずれているのでその都度区役所へ、出来るだけ効率的にやりたい。国民総背番号制になればもっと効率的になるはずなんだが。住基ネットは何の役に立つのか分からない。住民票はどの書類の提出用かで種類があるようなので、その旨把握しておく必要がある。そのほか振込先銀行の通帳コピー、運転免許証のコピーが数枚必要。書類がそろったらいよいよ記入。
実を言うと私も妻も、年金の受け取りに指定した銀行が全てを行ってくれたので何もしていない。書類をそろえただけだ。書類の記入もやってくれた。実にありがたいサービスだ、銀行にこのようなサービスがあるか問い合わせてから年金受け取り口座を決めるべし。定年前になるとあちこちの銀行から年金受け取り口座の指定にと、再三電話がかかるようになる。私は失業給付を受けるつもりだったので、定年後先にハローワークで手続きを行い、雇用保険受給資格者証を得る。しかる後、年金の請求書類を作成する(銀行の年金担当者に必要書類と雇用保険受給資格者証のコピーを渡した)。
役所にしても専門家の方が話が早いはず、三方一両損でなくて三方得の希なケースではなかろうか。そんなことより、面倒な事務手続きに人手とお金をかけるより国民総背番号が早道だと思うがどうだろう。