「弱者いじめではないか」
軽減措置認定申請されず 増加する10日分析への移行
(※青文字はmasumi)
他社仕入れによる商標侵害があるとみられるが、認定申請されない(してもらえない)店舗の多くが零細規模の3者店に見受けられ「弱者いじめではないか」との声が聞こえてくる。
なかには特約店自らが他社購入を打診し、軽減認定されない事態にも発展している。
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「申請書に記載されている流通経路と異なる仕入れを行う場合には(品質)維持計画の認定の効力が失われてしまうだろうが、その流通の段階で特約店が製品(業転玉)を斡旋している。細かいことはわからないが、我々に落ち度があるのだろうか」と(軽減認定申請しないと元売担当者から通告を受けた販売店主は)首を傾げ、疑問を投げかける。
認定申請書の提出を受けられない店舗の多くが小規模業者、特に3者店に集中しているようだ。
※甘えるでない!
自己責任です。
軽減認定を取り消されたって大したダメージはないでしょ?
外から見たら同じように元売のマークが掲げてあるんだし、元売のカードだって使えるじゃない。
消費者には系列でありながら系列外の仕入れをしているズルイ店だって判らないじゃない。
それで高値販売してたらしっかりタンマリマージン取ってるってことも消費者には知られない。
逆にそれで安値販売してたらこっちは“ぼったくり”扱いだし。
系列100%のこっちにしたら、「安い玉を仕入れているんだから自己分析費用くらい文句言わずに自分で払いなさいよ」と思う。
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以前、某掲示板で「元売も業転を取ってくれて良いと言っている」と管理人の方が書かれていました。
私は「ではナゼ、軽減認定措置を取り消されたり、マーク剥奪を示唆されたりする販売店があるのですか?」と質問しました。
管理人さんはそれには答えてくれていません。
昔から書いているようにmasumiさんは、
元売は自分のお眼鏡に適わない「古くて小さい3者店には消えてもらいたい」、というより「我がマークを下ろしてもらいたい」と考えていると思っています。
PBにでもなって勝手にやる分には元売は文句はないのです。
某掲示板での「元売も“業転を取ってくれて良い”と言っている」というのは二通りの意味があると思います。
お眼鏡に適う販売店(特約店)は管理人さんの言う、「業転を取って財務を健全にしてくれたら良いんだよ」
だけど、
お眼鏡に適わない弱小3者店は「業転を取ってくれて良いよ。・・・(シメシメこれでマーク剥奪の足掛かりが出来たぞ)」なのだと思います。
組合も業転玉を斡旋しているけど、その後の責任は取ってくれません。自己責任です。
だからmasumiさんは2012年10月13日に、「系列100%仕入れが、防衛になることもあると思うよ」と書きました。
3月13日 燃料油脂新聞より↑↓
SS減少 一気に加速
◎・・・本当の自由化ということだろうが、弱肉強食の様相が強まってきたとみることもできる。
業界では廃業や経営譲渡、マーク替えといった再編・淘汰の荒波が続くとみられる。
弱小業者の倒産も現実味を帯びるなど、何があっても不思議ではない。
◎・・・「本当に強い者しか次のステージには上がれない」という厳しい見方もあり、最近増えている販売店の廃業もその現れとみられる。
今、残っており、今後も残るであろう販売店は、LPガスなど石油以外の収益源を確保しているか、抜群の油外収益を確保できるところ、ローカルで他社から侵食されにくい採算販売を貫けるところだけだ。
◎・・・先頃、地域密着と堅実経営がセールスポイントだった販売店が、3月末で40年以上続けてきたSS業に幕を下ろすことになった。
こうした事態に直面し、時の流れの速さと激変を感じている。
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