昨日昼からこうちゃんは留守でした。(某資格更新のため)
いつも「自己満足表」として載せている、この給油履歴を載せる本当の意図を理解してくれている方はいらっしゃるでしょうか...。
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俺も納得いかない。
所長さんも怒っている。
歴史の中で誰がこの流通を作ってきた柱なのか。
日本津々浦々の系列の方々たちが卸元を信じ協力してきた お陰ではないのか。
俺は給料はタダ同然で365日営業している同業者を何人も知っている。
そういう現実を知っているのに元売りの人間は偉そうに「食わ(商売)せてやっているのだ」という態度を崩そうとはしない。
特にJXの社員はその傾向が強すぎる。
一回、支店長会議でも出てみたいものである。
社長がどのような系列処遇を指示しているのか本音を聞きたいと思う。
平均年収が1000万円を超えることは悪いことではない が、余りにも販売してくれている系列をないがしろにしているのではありませんか。
上記(紫文字)は正義と努力と(その2)で紹介させて頂いたものです。
これを書かれた方は特約店の方で、私はそれを知ったときとても嬉しかった。
3者店ではなく特約店の方がこのように販売店の事を思ってくれている―と。
でもその後、少しガッカリしました。
それは、業界の掲示板で若い経営者の方へのアドバイスで“粗利5円(1リッター当たり)でやっていける経営体質にしなさい(油外を売りなさい)”と書かれていたからです。
それを読んで、やはり特約店の方には地場の零細店の実情はお分かり頂けないのだな―と思ったのです。
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過去記事の、あわぢさんから頂いたコメントから・・・ に
>・最低オイル交換ぐらいは貴方一人でもできるように成ること
>店番一人でもオイル交換は対応できます。
というコメントがありました。
確かに、こうちゃんが一人で店番しているときはオイル交換やタイヤ交換などの作業も受けてやっていますし、他にもそういうお店はあるでしょう。
でもそれは、私には出来ません。
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それはさておき、上の給油履歴(画像)を見て頂けますか?
時間の間隔を。
私ひとりで給油作業をしていたとして、どこに洗車やオイル交換などの作業を行う“時間”があると思いますか。
数年前のことになりますが、「オイル交換は出来なくても洗車は出来る」、と、一人で店番中に注文をお請けした結果、店頭給油が忙しくて、洗車機の中に1時間放置してしまったことがあります。
私はこうちゃんの留守中は給油作業以外お断りすることに決めました。
本当は折角のご注文を無駄にしたくはありません。
出来れば人員を補充して対応できるようにしたいです。
しかし、人を雇えば人件費が発生します。
もう一度、給油履歴を見て頂けますか?
16:22から17:25まで、1時間の間に販売した数量は約630リッターです。
粗利5円では3,175円にしかなりません。
経費は人件費だけではありません。
それに、営業時間中全てがこのように給油客が途切れずにあるわけではなく、1時間に2台しか来なかったなんていう“時”もあるわけですから。
9割が採算水準は「10円以上」と答え、代行給油手数料では「採算割れ」と答えている販売店が8割にも上ると答える理由もお分かり頂けるのではないでしょうか。
だから大手販売業者の実態は、事後調整、戻し、特価があるから経営が成り立っている。
だから(事後調整や特価がない業者は)業転を取らなければやっていけない。
だから、
事後調整や特価もない高値のままの系列仕切りにもかかわらず、業転を取らずに営業を続けている販売店は凄い偉い。
PS
でもホント、やっぱり店頭には最低二人は必要。
ヒトをお待たせすることにストレスを感じるmasumiさんは焦って失敗をやらかしてしまうコトがあるから(--;。
7月24日 記事追記
多牌さんのコメントで「これを書いて置かなきゃ!」と気付きました。
そもそも「粗利、リッター5円で、」、の5円はどこから来たのか・・・?
何か根拠があるはずです。
そして実際に“出来ている”販売店もあるのでしょう。
だから「出来ないのは努力が足りない」、と、出来ない方が悪いみたいに言われるのかも知れません。
多牌さんのコメントで、それを考えてみました。
あくまでも私の想像ですが、
これは逆算したんじゃないかな?と思います。
販社とか大手特約店が、敷地面積の広い(計量器数も多い)大型店舗で、
(先ず経費を勘定に入れずに)人員を5人くらい揃えて、安値で集客(量販)
(対応できる人員が居れば)客数に比例して油外収益も上がるから、
それで得られた粗利を販売数量で割ってみたら5円だった・・・
みたいな(?)
でも私たちは、(逆算じゃなくて)0から積み上げていかなきゃいけないから、そういう違う条件の下ではじき出された5円じゃあ、無理なのです。
(※給油履歴をその証拠に)
適正価格